世界にたった1機のみ存在する世界最大の輸送機AN-225!日本にも成田、中部の2空港への飛来実績があるので実際にご覧になった方もいるだろう。
なかなかこういう輸送機は空港の旅客スポットに入ることがないので真正面から見るのは難しいだろう。だがしかしAN-225の真正面画像はネット上ではよくヒットする。超大型輸送機というレッテルとは裏腹になんとも愛らしいフェイスはマニアの間で評判らしい。
実際になかなかお目にかかるのは難しいこの機体だが、モデルなら自由自在に好きな方向から見ることができる。1/500とは言えA380よりも大きいこのモデルはさすがにずっしり重い。2つにセパレートした垂直尾翼や計32輪のギアは圧巻だ。さて真正面から見てみることにしよう。主翼の幅が広く撮影するのは意外と難しい。以前にAN-124のフェイスを紹介した時もそうだったが、同系の顔つきである。正面の顔そのものが貨物ハッチになっているので、構造上B747とも同系の顔と言える。目にあたるコックピットは上段に小さくなっているので、B747の顔をさらにふくれっ面にしたような感じだ。身近なもので例えるなら洋梨にそっくりだ!
世界最大の航空機の顔は意外にも愛らしい優しい顔つきだった。 いや、世界で唯一の存在、堂々たる顔である。
2015/12/20
2015/11/29
東京模型屋めぐり -後編-
前編の投稿から1ヶ月以上が経ってしまいましたが、日帰り東京の模型やめぐりで収穫のあったモデルたちを紹介しよう!
空港バスで都心に着いた頃には心配していた雨はほぼあがっていた。ラッキーだ。今回訪ねたお店は5店舗。最初に向かったのは最も都心に立地している秋葉原の2店舗。まずはは中古鉄道模型を中心に扱う「ホビーランドぽち秋葉原1号店」だ。チェーン展開しているがここ秋葉原1号店はエアライン系が最も充実している。しかし残念ながら今回収穫はなかった。実は最も期待していたのもここだったが・・・。次にここから至近距離にある航空グッズ専門店「TOP GUN」だ。品揃えは1/500のジオラマアイテムなどもありかなりのものだ。しかしここでも探しているようなモデルは見つからなかった。日帰りということでそんなに時間があるわけでもない。余韻に浸っている場合でもないので、すぐに山手線の内回りに乗って巣鴨へ移動。
巣鴨と言えば「とげぬき地蔵」で有名だが「ガリバー」へ直行。案内にもあるように駅からスグだ。以前訪れた時にはミニカーと航空で店が分かれていたが一緒になっていた。また別スペースに委託品コーナーもあった。Webでちょっとしたお目当ての品をサーチしていたが、いざお店で探すと見つからない。店員に尋ねてみようと思ったがどうしてもというほどのものでもなかったので今回は諦めることにした。代わりにワゴンセールの中から格安の2機をチョイス。今回初の収穫であった。
さて次に向かう所、今回が初めてということで期待を膨らませつつ向う。新宿から中央総武線に乗り換え阿佐ヶ谷へ。これまで都心から少し離れる郊外ということでなかなか行く機会がなかっただけに楽しみだ。駅からは細い路地を進み5分程度歩くと「クロスウイング東京店」が見つかった。思っていたよりも小さなショップだったが品揃えはなかなかだ。いつもお世話になっている大阪店と比べて全く違う品揃えに少し驚いた。ここでは3モデルの収穫に満足。
最後に向かうのは阿佐ヶ谷から中央総武線で四ツ谷へ。ここから神田川沿いに市ヶ谷方向へ歩くこと8分ほど。エアライン関係の書籍で有名なイカロス出版直営の「のりもの倶楽部」がある。ここは書籍やグッズはもちろん、モデルの委託品販売が充実している。今年は10月頃より委託品モデルの全てを対象に大幅なディスカウントセールをやっている。今さら行ってもレアなモデルにはありつけないないだろうと踏んでいた。しかしいざ店内を物色してみるとあるわあるわで、どう予算内に絞っていくかが大変だった。結局4モデル(3箱)の収穫とした。泣く泣く諦めた商品が多数あったののが悔やまれた。
今回全部で9機(以下)約22000円の収穫。 一部中古品が含まれるが1機平均2500円未満だったのはまさに収穫だったと言えるだろう。やはりコレクターにとっても東京は魅力的だ。
①sky500/Airbus A330-200 中国国際航空 B-6075
②Aero500/Boeing 777-200ER コンチネンタル航空 N78008
③herpa/Tupolev TU-154M バルカン・ホリデー・エア LZ-HMW
④herpa/Airbus A330-200 ブリュッセル航空 OO-SFZ
⑤herpa/Boeing 787-8 アークフライ(TUI航空) PH-TFK
⑥netmodels/Boeing 757-200 ブリタニア航空 G-BYAR
⑦全日空商事/Bombardier Bombardier Q400 ANA JA854A
⑧全日空商事/Bombardier Q300 ANA JA801K
⑨5star/Lockheed L1011-1 Tristar ブリティッシュ・エアウェイズ G-BGBB
空港バスで都心に着いた頃には心配していた雨はほぼあがっていた。ラッキーだ。今回訪ねたお店は5店舗。最初に向かったのは最も都心に立地している秋葉原の2店舗。まずはは中古鉄道模型を中心に扱う「ホビーランドぽち秋葉原1号店」だ。チェーン展開しているがここ秋葉原1号店はエアライン系が最も充実している。しかし残念ながら今回収穫はなかった。実は最も期待していたのもここだったが・・・。次にここから至近距離にある航空グッズ専門店「TOP GUN」だ。品揃えは1/500のジオラマアイテムなどもありかなりのものだ。しかしここでも探しているようなモデルは見つからなかった。日帰りということでそんなに時間があるわけでもない。余韻に浸っている場合でもないので、すぐに山手線の内回りに乗って巣鴨へ移動。
巣鴨と言えば「とげぬき地蔵」で有名だが「ガリバー」へ直行。案内にもあるように駅からスグだ。以前訪れた時にはミニカーと航空で店が分かれていたが一緒になっていた。また別スペースに委託品コーナーもあった。Webでちょっとしたお目当ての品をサーチしていたが、いざお店で探すと見つからない。店員に尋ねてみようと思ったがどうしてもというほどのものでもなかったので今回は諦めることにした。代わりにワゴンセールの中から格安の2機をチョイス。今回初の収穫であった。
さて次に向かう所、今回が初めてということで期待を膨らませつつ向う。新宿から中央総武線に乗り換え阿佐ヶ谷へ。これまで都心から少し離れる郊外ということでなかなか行く機会がなかっただけに楽しみだ。駅からは細い路地を進み5分程度歩くと「クロスウイング東京店」が見つかった。思っていたよりも小さなショップだったが品揃えはなかなかだ。いつもお世話になっている大阪店と比べて全く違う品揃えに少し驚いた。ここでは3モデルの収穫に満足。
最後に向かうのは阿佐ヶ谷から中央総武線で四ツ谷へ。ここから神田川沿いに市ヶ谷方向へ歩くこと8分ほど。エアライン関係の書籍で有名なイカロス出版直営の「のりもの倶楽部」がある。ここは書籍やグッズはもちろん、モデルの委託品販売が充実している。今年は10月頃より委託品モデルの全てを対象に大幅なディスカウントセールをやっている。今さら行ってもレアなモデルにはありつけないないだろうと踏んでいた。しかしいざ店内を物色してみるとあるわあるわで、どう予算内に絞っていくかが大変だった。結局4モデル(3箱)の収穫とした。泣く泣く諦めた商品が多数あったののが悔やまれた。
今回全部で9機(以下)約22000円の収穫。 一部中古品が含まれるが1機平均2500円未満だったのはまさに収穫だったと言えるだろう。やはりコレクターにとっても東京は魅力的だ。
①sky500/Airbus A330-200 中国国際航空 B-6075
②Aero500/Boeing 777-200ER コンチネンタル航空 N78008
③herpa/Tupolev TU-154M バルカン・ホリデー・エア LZ-HMW
④herpa/Airbus A330-200 ブリュッセル航空 OO-SFZ
⑤herpa/Boeing 787-8 アークフライ(TUI航空) PH-TFK
⑥netmodels/Boeing 757-200 ブリタニア航空 G-BYAR
⑦全日空商事/Bombardier Bombardier Q400 ANA JA854A
⑧全日空商事/Bombardier Q300 ANA JA801K
⑨5star/Lockheed L1011-1 Tristar ブリティッシュ・エアウェイズ G-BGBB
2015/10/18
あまりの美しさについに購入!ヴァージン787-9
ここ最近、とくにSky500モデルが“熱い”。続々と魅力的なモデルのリリースが続く。
今回入手したヴァージンのB787-9モデルは欲しくてたまらない逸品だったが、日本での値段が
あまりにも高額なので、香港のショップから通販で購入するか否かと日本での購入をためらっていた。しかし、いつもお世話になっているクロスウイングさんに1機だけ在庫があり、何度か購入を見送ってきたが、今回ついに“欲しい”願望を抑えられずに購入!
個人的考えだが、787のフォルムにヴァージンのデザインは美しくカッコよすぎだし、最も787に
ハマッているような気さえする。
高い買い物だったが、飾ってみると、やはりカッコいい!
Sky500製なので出来も文句なしといったところか。
それにしても今後もSky500から787モデルのリリースが続く。しかも魅惑的なエアラインだから
困ったものだ。値段は少々高いが個人的には的の得たリリースが多くて金銭的には困るのだが・・・今後もSky500からは目が離せないだろう。
ちなみに今回、クロスウイングさんではヘルパの新製品、LAN航空の787-9とデルタ航空のL-1011も購入した。
今回入手したヴァージンのB787-9モデルは欲しくてたまらない逸品だったが、日本での値段が
あまりにも高額なので、香港のショップから通販で購入するか否かと日本での購入をためらっていた。しかし、いつもお世話になっているクロスウイングさんに1機だけ在庫があり、何度か購入を見送ってきたが、今回ついに“欲しい”願望を抑えられずに購入!
個人的考えだが、787のフォルムにヴァージンのデザインは美しくカッコよすぎだし、最も787に
ハマッているような気さえする。
高い買い物だったが、飾ってみると、やはりカッコいい!
Sky500製なので出来も文句なしといったところか。
それにしても今後もSky500から787モデルのリリースが続く。しかも魅惑的なエアラインだから
困ったものだ。値段は少々高いが個人的には的の得たリリースが多くて金銭的には困るのだが・・・今後もSky500からは目が離せないだろう。
ちなみに今回、クロスウイングさんではヘルパの新製品、LAN航空の787-9とデルタ航空のL-1011も購入した。
東京模型屋めぐり -前編-
エアライン模型の専門店は全国でも数えるほどしかない。しかもその大半は東京に集中している。ということで今回主要な5軒を日帰りでめぐってみることにした。さて収穫はあるか!?
阪神間から日帰りでできるだけ安く済ませたいということで、往路は関空から成田までをLCC利用で、帰路は新幹線の「ぷらっとこだま」を使うことにした。7:45関空発のジェットスターGK200便を選択。30分前までに搭乗手続きを済ませなければならないので7時には関空に到着しておきたい。しかしこれが結構きつい。始発の空港バス利用だと7:15の到着だ。渋滞の可能性を考えるとリスクが高い。ここは無難に大阪市営地下鉄+南海空港急行の組み合わせを選択。これだと併せて1000円だ。早朝にも関わらず空港急行はかなりの混雑だ。外国人観光客もかなり利用している。4時半頃に自宅を出てから2時間弱6:13に関空到着。かなり余裕があるので朝食を兼ねて空港内を散策してみた。
少し早いが滑走路が見える出発ロビーへ入ることにする。あいにくの雨模様だ。既に搭乗予定のGK200便が駐機していた。レジはJA02JJだ。滑走路までの移動中にルフトハンザB747-400が少し遅れて到着。誘導路から見る風景はやはり新鮮だ。
離陸後しばらくすると厚い雲をつき抜け雲海の上へ出た。この瞬間はなんとも爽快であり、空の旅の醍醐味のひとつだろう。
あっけなく高度を下げ始め再び更に厚い雲の中へ突っ込んでいった。ようやく視界が開けたと思ったらもう第2滑走路手前だった。 今年春にオープンしたばかりの第3ターミナルへ誘導路を進む途中、就航間もないアメリカン航空B787ドリームライナーが駐機していた。天候が残念だがこれを見れたのはちょっと感動だ。
さて次回は今回収穫のあった模型を紹介!
阪神間から日帰りでできるだけ安く済ませたいということで、往路は関空から成田までをLCC利用で、帰路は新幹線の「ぷらっとこだま」を使うことにした。7:45関空発のジェットスターGK200便を選択。30分前までに搭乗手続きを済ませなければならないので7時には関空に到着しておきたい。しかしこれが結構きつい。始発の空港バス利用だと7:15の到着だ。渋滞の可能性を考えるとリスクが高い。ここは無難に大阪市営地下鉄+南海空港急行の組み合わせを選択。これだと併せて1000円だ。早朝にも関わらず空港急行はかなりの混雑だ。外国人観光客もかなり利用している。4時半頃に自宅を出てから2時間弱6:13に関空到着。かなり余裕があるので朝食を兼ねて空港内を散策してみた。
搭乗するジェットスターGK200便 |
関空に到着したルフトハンザ航空B747-400 |
離陸後しばらくすると厚い雲をつき抜け雲海の上へ出た。この瞬間はなんとも爽快であり、空の旅の醍醐味のひとつだろう。
ジェットスターA320機内 |
空の上は晴れ |
成田空港第2ターミナルに駐機中のアメリカン航空B787 |
2015/10/06
ヘルパ1/500 2016.1-2月のリリース予定について
予想より少し早めのヘルパからのリリース発表があった。今回の最大の特徴は東アジアや中東の小型機である。sky500からリリースされたばかりの香港エクスプレスはサプライズだろう。またリリースに恵まれにくい南米の新塗装機が複数リリースされるのはうれしい。
いつも通り以下に個人的なコメントをいていく。
いつも通り以下に個人的なコメントをいていく。
商品ID | 商品名 | 判定 | 備考 |
---|---|---|---|
514521-003 | Emirates Airbus A380 | C | 同型をコレクション済 |
519069-003 | LOT - Polish Airlines Boeing 787-8 Dreamliner |
C | 同型をコレクション済 |
523950-002 | American Airlines Boeing 777-300ER |
C | 同型をコレクション済 |
527712-001 | Etihad Airways Airbus A380 | C | 同型をコレクション済 |
528436 | Luxair Boeing 737-800 | C | ERJ-145をコレクション済なので十分 |
528443 | airberlin Airbus A321 | C | 他機種をコレクション済なので十分 |
528450 | Air New Zealand Boeing 777-200 | B | この標準塗装は持っていないが、現物を見て検討したい |
528467 | Iberia Boeing 727-200 | C | クラシック機であるが特別興味がない |
528474 | SAS Scandinavian Airlines Airbus A340-300 "Star Alliance" |
B | 興味はあるが現物を見て検討したい |
528481 | Hong Kong Express Airbus A320 | C | sky500で同型をコレクション済 |
528498 | NASA / DLR Boeing 747SP "SOFIA" | D | 旅客機でない |
528672 | Qantas Airbus A330-300 "80 Years of International Travel" |
C | 同型機をコレクション済であり、特別塗装もインパクトがない |
528689 | Etihad Airways Airbus A321 | C | 小型機のイメージがないので現時点で興味がない |
528696 | Aeroflot Don Tupolev TU-154M | A | 珍しいリリースであり、塗装も美しい |
528702 | Qatar Airways Airbus A380 | S | 今回最も欲しいものの一つで最大の目玉 |
528719 | Luftwaffe Airbus A400M Atlas LTG 62 Air Transport Wing 62 |
D | 旅客機でない |
528726 | GOL Boeing 737-800 (new 2015 colors) |
S | コレクションにないエアラインでかつ新塗装が魅力 |
528740 | Air Florida Boeing 737-100 | B | 珍しいリリースであり、実物を見て検討したい |
528757 | Air Dolomiti Embraer E195 | B | 美しいデザインであり、実物を見て検討したい |
528771 | Avianca Boeing 787-8 Dreamliner | S | 同エアラインの新塗装は初リリースであり最大の目玉の一つ |
528788 | Austrian Airlines Bombardier Q400 "Star Alliance" |
C | 同型の標準塗装をコレクション済なので特別興味がない |
528795 | Air Canada Airbus A319 | C | 小型機のイメージがないので現時点で興味がない |
528801 | Airbus A350 XWB "Carbon color scheme" |
D | ハウスカラーは基本対象外 |
2015/09/21
チャイナエアライン☆現在のフラッグシップB777-300ER!
1/500の世界ではヘルパがほぼ寡占状態である。したがってヘルパがリリースしないエアラインは事実上入手困難モデルとなる。チャイナエアラインもそのひとつだ。過去には航空会社発注の特注モデルでの流通はあったが近年は全然。ところが今年2015年、sky500に続きAero500、JCWingsと3社からたて続きにリリースがあり盛り上がりを見せた。どれも日本で入手しようと思うと円安の影響もあり法外なほどに値段が高く、香港からの個人輸入で入手した。
チャイナエアラインと言えば台湾最大の老舗エアラインであり、少し昔は中華航空の名で知られていた。また成田や関空には決まって大型のB747で顔を見せていたが、アジアの他のエアライン同様、今では小型機を多発する傾向が強い。また同社のフラッグシップもB747からすっかりB777へシフトしている。
今回入手したモデルはAero500製のものだ。sky500からも同じ機体モデルがリリースされたが、こちらの方が実機に忠実なカラーリングに見える(sky500は尾翼の梅の花びらが濃い/私見)。主に桃園国際空港と北米を結ぶ長距離路線で使用されているようだ。細かなマーキングが施されたAero500の出来はなかなかいい。世界のコレクターの評価もsky500より軍配が上がっている(Wings900のBBSより)。
どっしり重量感あるバランスのとれた777のフォルムに、やわらかいトーンのカラーリングがとてもマッチしている。久々の大型機777はやはり見栄えがする。
チャイナエアラインと言えば台湾最大の老舗エアラインであり、少し昔は中華航空の名で知られていた。また成田や関空には決まって大型のB747で顔を見せていたが、アジアの他のエアライン同様、今では小型機を多発する傾向が強い。また同社のフラッグシップもB747からすっかりB777へシフトしている。
今回入手したモデルはAero500製のものだ。sky500からも同じ機体モデルがリリースされたが、こちらの方が実機に忠実なカラーリングに見える(sky500は尾翼の梅の花びらが濃い/私見)。主に桃園国際空港と北米を結ぶ長距離路線で使用されているようだ。細かなマーキングが施されたAero500の出来はなかなかいい。世界のコレクターの評価もsky500より軍配が上がっている(Wings900のBBSより)。
どっしり重量感あるバランスのとれた777のフォルムに、やわらかいトーンのカラーリングがとてもマッチしている。久々の大型機777はやはり見栄えがする。
2015/09/12
続ALWAYSに登場の4発プロペラ機☆日本航空DC-6B
いまさら入手不可能だと思っていた幻のモデルを突然入手した。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で羽田空港のシーンで登場する日本航空のプロペラ旅客機だ。
モデルはまだ鶴丸ロゴも採用されていなかった1950年代中期の設定だろうか。独特のシンプルなロゴが機体前部と尾翼上に配されている。客窓に沿うチートラインのパターンは往年の日航機でおなじみのものだ。前に突き出した大き目のノーズギアがクラシカルなアクセントになっている。全体を見てロシア機IL-18のフォルムにそっくりなことに気づいた。後者はサイズこそ大きいが、もしやコピー機かと思ったが、調べてみるとこちらの試作機は40年代に遡るとのこと。この時代の流行の形なのだろう。
かなりレアなモデルだと思うが、なんと1000円でお釣りが戻る価格だった。箱も比較的きれいでモデルは申し分ない。虫の知らせで少し遠くにある大手リサ イクルショップにたまたま行って発掘!こういうショップで発見できる確率は、個人的な経験だが国際空港までの距離に比例するようだ。もちろん近いほうがラ インナップが豊富だ。ネットでは味わえない足で稼ぐコレクションの醍醐味は健在である。
モデルはまだ鶴丸ロゴも採用されていなかった1950年代中期の設定だろうか。独特のシンプルなロゴが機体前部と尾翼上に配されている。客窓に沿うチートラインのパターンは往年の日航機でおなじみのものだ。前に突き出した大き目のノーズギアがクラシカルなアクセントになっている。全体を見てロシア機IL-18のフォルムにそっくりなことに気づいた。後者はサイズこそ大きいが、もしやコピー機かと思ったが、調べてみるとこちらの試作機は40年代に遡るとのこと。この時代の流行の形なのだろう。
かなりレアなモデルだと思うが、なんと1000円でお釣りが戻る価格だった。箱も比較的きれいでモデルは申し分ない。虫の知らせで少し遠くにある大手リサ イクルショップにたまたま行って発掘!こういうショップで発見できる確率は、個人的な経験だが国際空港までの距離に比例するようだ。もちろん近いほうがラ インナップが豊富だ。ネットでは味わえない足で稼ぐコレクションの醍醐味は健在である。
2015/09/06
ラストダグラス大型旅客機☆KLMオランダ航空MD-11☆
2000年代初めまでは日本でもたくさん見られた3発機。今では一部貨物型を残し、旅客型は絶滅している。昨年2014年、最後の旅客型MD-11が最終フライトを終えた。それが今回ヘルパから限定でリリースされたフェアウエルモデルだ。実はヘルパがこのような引退を記念してモデル化するのは珍しく、欧州で大きな話題となり反響が大きかった証かもしれない。
話題のモデルだけにリリースと同時に売り切れていたため諦めかけていたが、最近になって行きつけのショップで最入荷があったらしく予約なしで運よく入手できた。もちろんディスプレイもされておらず、店員にダメもとで聞いてみたところあるとのことだった。ひょっとすると一見客なら売ってくれなかったのかも知れない。
ヘルパのMD-11はかなり久々のリリースだ。最近のヘルパ製品はスタンド対応のモールドに変更されているが、このモデルは非対応の旧モールドのようだ。今後の製品展開を考えるとMD-11はもう過去の機材ということだろうが、できればこういう人気クラシック機も新金型にして積極的な展開をしてもらいたい。まさに一回限りの記念モデルといった感じだ。その方が確かにプレミア感はあるが・・・。
モデルとなった機体は既に米モハーベ砂漠に葬られてしまったが、モデルはいつまでも最後の姿を留めてくれる。
話題のモデルだけにリリースと同時に売り切れていたため諦めかけていたが、最近になって行きつけのショップで最入荷があったらしく予約なしで運よく入手できた。もちろんディスプレイもされておらず、店員にダメもとで聞いてみたところあるとのことだった。ひょっとすると一見客なら売ってくれなかったのかも知れない。
ヘルパのMD-11はかなり久々のリリースだ。最近のヘルパ製品はスタンド対応のモールドに変更されているが、このモデルは非対応の旧モールドのようだ。今後の製品展開を考えるとMD-11はもう過去の機材ということだろうが、できればこういう人気クラシック機も新金型にして積極的な展開をしてもらいたい。まさに一回限りの記念モデルといった感じだ。その方が確かにプレミア感はあるが・・・。
モデルとなった機体は既に米モハーベ砂漠に葬られてしまったが、モデルはいつまでも最後の姿を留めてくれる。
2015/08/30
地中海を渡る美しい鳥☆メリディアーナ・フライ MD-82
日本では全く知名度がないが、イタリアの各主要都市から欧州、ロシア、アフリカなどへ就航路線を持つエアラインがある。それがメリディアーナ・フライだ。イタリアの島嶼部であるサルディニャ島への路線は日本でいう天草エアラインのように、島民の重要な足としての意味合いも強い。
さてこのモデルはヘルパからリリースされたもので最近になって専門店での取り寄せで入手した。発売から2年が経つのでダメもとで取り寄せ依頼をした。半月強が経った頃にまさかの入荷の電話があった。機体カラーは地中海をイメージさせる明るいオレンジを主体としたもの。今となっては少し古めかしいチートラインを用いたデザインだが、細長いMD-82のシルエットととても良くマッチしている。同エアラインの今の主力はA320シリーズだが、このデザインはT字翼機に一番似合っているように思う。
メリディアーナとは地中海のこと。正統派のデザインは老舗エアラインの証でもあろうか。近い将来このMD-82は退役してしまうだろうが、いつまでも正統派エアラインであり続けて欲しいものだ。
2015/08/13
ヘルパ1/500 2015.11-12月のリリース予定について
ヘルパからほぼ予測通り2015年11-12月リリース発表があった。前回リリース発表はサプライズが多かっただけに、今回は少し落ち着いた印象 だ。そんな中、B787-9やA350といった最新鋭機のモデルがしっかり予定されている点、ヘルパ初のエアラインが含まれる点は評価できる。
以下でいつものように具体的にコメントしてみた。あくまで個人的な見方なので悪しからず。
以下でいつものように具体的にコメントしてみた。あくまで個人的な見方なので悪しからず。
S=必ず買い A=買いたい B=実物を見て検討 C=買わない D=コレクション対象外 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
商品ID | 商品名 | 判定 | 備考 | |||
502511-002 | United States Boeing 747-200 "Air Force One" | C | 過去リリースモデルがまだ市場にある | |||
503570-004 | Lufthansa Cargo MD-11F | B | 未収モデルなので実物を見て検討したい | |||
515634-003 | Air France Airbus A380-800 | C | 既に同一機種をコレクション済 | |||
526364-001 | Aeroflot Boeing 777-300ER "I. Bunin" | C | 過去リリースモデルがまだ市場にある | |||
528191 | TUIfly Boeing 737-800 "Haribo Tropifrutti" | C | 未収エアラインの特別塗装機は優先順位が低い | |||
528207 | Emirates Sky Cargo Boeing 747-400F | B | 未収モデルなので実物を見て検討したい | |||
528214 | Eurowings Airbus A320 | C | 前回リリース予定のA330が本命である | |||
528221 | Royal Brunei Airlines Boeing 787-8 Dreamliner | S | 未収エアラインの新塗装、最新鋭機ということで必入手 | |||
528238 | United Airlines Boeing 787-9 Dreamliner | S | B787-8を入手し損ねたので必入手 | |||
528252 | Mainau Zeppelin NT "Stefan Szcezesny" | D | いわゆる飛行機ではない | |||
528269 | QantasLink Boeing 717 | B | 未収モデルなので実物を見て検討したい | |||
528276 | American AirlinesR Boeing 767-300ER | B | B767-300ERの現行標準塗装は初リリースなので、実物を見て検討したい | |||
528290 |
Turkish Airlines Boeing 777-300ER "Istanbul-San Francisco" |
C | 同一機種の標準塗装を持っている(今特別塗装に馴染みがない) | |||
528306 |
Lufthansa Boeing 747-400 "FC Bayern Munchen: China Tour 2015" |
C | 同一機種の標準塗装を持っている(今特別塗装に馴染みがない) | |||
528313 | British Airways Airbus A 320 | C | A319を持っているため優先順位は低い | |||
528320 | Finnair Airbus A350XWB | A | 初モデルなので興味深い | |||
528337 | SmartWings Boeing 737-800 | C | 現時点で興味がない(このエアラインについての予備知識がない) | |||
528344 | Thai Airways Boeing 777-300ER | C | 同エアラインの既収コレクションが多いため優先順位が低い | |||
528351 | Sudan Airways Airbus A300-600 | A | 初モデルなので興味深い | |||
528368 |
airberlin Boeing 737-800 "Flying Home for Christmas (IV)" |
C | 同エアラインのリリース数は非常に多い上に、今特別塗装に馴染みがない |
2015/08/01
StarJets製、大韓航空 MD-11 入手!!
個人的にデザインの好きなトップ5に入るエアラインの一つでもある大韓航空のモデルがまたひとつコレクションに加わった。
今回入手したのは2002年にStarJetsよりリリースされたMD-11である。大韓航空のモデルとしてはすでにB777やB747を入手済だが、3発機(DC-10,MD-11)はまだ手に入れることが出来ていなかった。DC-10、MD-11ともに大韓航空のモデルとしてはDC-10=Inflight500、MD-11=StarJetsからそれぞれリリースされているのだが、なにしろ最近のリリースモデルではないので、実売店で新品に出会う可能性はほぼゼロに近い。今回は海外のオークションサイトより、かなりの安価で落札に成功!大韓航空のモデル自体、出品が少なくわりと高価で取引きされていることからすると、今回はかなりラッキーな価格だった。
入手したモデルの評価だが、StarJets製の大韓航空モデルはコレクションとしては初モノで、すでにコレクション済のherpa(B777-300)、hogan(B777-300)、Inflight500(B747-400)と見比べてみた。大韓航空の特長でもある機体全体を覆う水色の表現が気になるところなのだが、それぞれのメーカーで微妙に色が違っていて、どれが正解か判断するのは難しい。個人的にはhogan製のB777-300のモデルが一番しっくりきている。今回のStarJets製MD-11に関しては、hogan製の塗装色に最も近く、かなり気に入っている。全体的な出来栄えも安心の"StarJets"といったところか。2002年のモデルだが、やはりStarJetsは期待を裏切らない出来だった。
今回入手したのは2002年にStarJetsよりリリースされたMD-11である。大韓航空のモデルとしてはすでにB777やB747を入手済だが、3発機(DC-10,MD-11)はまだ手に入れることが出来ていなかった。DC-10、MD-11ともに大韓航空のモデルとしてはDC-10=Inflight500、MD-11=StarJetsからそれぞれリリースされているのだが、なにしろ最近のリリースモデルではないので、実売店で新品に出会う可能性はほぼゼロに近い。今回は海外のオークションサイトより、かなりの安価で落札に成功!大韓航空のモデル自体、出品が少なくわりと高価で取引きされていることからすると、今回はかなりラッキーな価格だった。
入手したモデルの評価だが、StarJets製の大韓航空モデルはコレクションとしては初モノで、すでにコレクション済のherpa(B777-300)、hogan(B777-300)、Inflight500(B747-400)と見比べてみた。大韓航空の特長でもある機体全体を覆う水色の表現が気になるところなのだが、それぞれのメーカーで微妙に色が違っていて、どれが正解か判断するのは難しい。個人的にはhogan製のB777-300のモデルが一番しっくりきている。今回のStarJets製MD-11に関しては、hogan製の塗装色に最も近く、かなり気に入っている。全体的な出来栄えも安心の"StarJets"といったところか。2002年のモデルだが、やはりStarJetsは期待を裏切らない出来だった。
ロシア機最後の大型旅客機☆アエロフロート・ロシア航空 IL-96
大型の旅客機と言えばB747やA380が思い浮ぶ。急成長する航空需要に対応するため、つい最近までメーカーが競って大型機開発に力を入れていた。しかしリーマンショック後、各エアラインが大型機を購入するリスクを回避するため、また高騰する燃料費に対応するため、こぞって機体のダウンサイジングを始めた。西側の機体に追いつけ追い越せのロシアも例外ではなく、今ではすっかり大型機開発の熱は冷めている。A330-200程度のボディに4発のエンジンを配したIL-96という機種がロシア機最後の大型旅客機と言われて久しい。
さて、今回のモデルは2009年にヘルパからリリースされたアエロフロート・ロシア航空の現行塗装のIL-96だ。この塗装Verはかなり市場ではレアとなっていて非常に入手困難である。たまたまオークションで適価で落札できたのはラッキーだった。既に定期運用を退いているようだが、シェレメーチエヴォ国際空港で今年2015年に撮影されたと思われる写真がネット上で見られる。恐らく予備機としては保有しているのだろう。今風の塗装を纏ったIL-96は今にも飛びたちそうなほどに輝いて見える。引退したのは残念だ。
B787程度の機体に4発のエンジンというのはどう考えても今の時代にマッチしない。間もなくこの世から姿を消しそうだが、バランスのとれたこの美しいスタイルはモデルで残しておきたい。
さて、今回のモデルは2009年にヘルパからリリースされたアエロフロート・ロシア航空の現行塗装のIL-96だ。この塗装Verはかなり市場ではレアとなっていて非常に入手困難である。たまたまオークションで適価で落札できたのはラッキーだった。既に定期運用を退いているようだが、シェレメーチエヴォ国際空港で今年2015年に撮影されたと思われる写真がネット上で見られる。恐らく予備機としては保有しているのだろう。今風の塗装を纏ったIL-96は今にも飛びたちそうなほどに輝いて見える。引退したのは残念だ。
B787程度の機体に4発のエンジンというのはどう考えても今の時代にマッチしない。間もなくこの世から姿を消しそうだが、バランスのとれたこの美しいスタイルはモデルで残しておきたい。
2015/07/29
伊丹空港で見られるターボプロップ機
伊丹空港の正式な名称は大阪国際空港である。かつては海外のエアラインもバンバン飛来してくる国内No.2の規模を誇る空港だったが、今では国内線しかない地域空港となっている。
しかし滑走路は立派に2本あり、一方は大型機用の3000m、もう一方は小型機用の1800mである。地域空港とは言えB777-300から小型のコミューターまで、見られる機体のバリエーションは豊富だ。そんな中、伊丹の大きな特長である2大エアラインのターボプロップ機について紹介しよう。
最もよく見られるのがこのANAのボンバルディアQ400だ。スマートな機体とANAのトリトン塗装がよく似合っている。滑走路は大半が短い1800mを利用しているが、時々長い3000mへの着陸も見られるので、伊丹スカイパークや千里川から至近距離で見られるチャンスもある。1時間も居ればほぼ確実に複数の離着陸が見られる。ジェット機の発着数制限が厳しいこの空港では、小回りのきくQ400は大活躍だ。数こそ少数だが日本エアコミューターのJAL塗装も見られる。
もうひとつが日本エアコミューターのSaab340だ。こちらは見られるチャンスは少ない。しかも機体が小さいので伊丹スカイパークからは満足に楽しめない。ただこちらも長い3000m滑走路への着陸もあるので、運が良ければ至近距離で見ることができる。現在は出雲便と但馬便だけの運用のようだ。後者は兵庫県内で完結している珍しい路線でもある。
しかし滑走路は立派に2本あり、一方は大型機用の3000m、もう一方は小型機用の1800mである。地域空港とは言えB777-300から小型のコミューターまで、見られる機体のバリエーションは豊富だ。そんな中、伊丹の大きな特長である2大エアラインのターボプロップ機について紹介しよう。
最もよく見られるのがこのANAのボンバルディアQ400だ。スマートな機体とANAのトリトン塗装がよく似合っている。滑走路は大半が短い1800mを利用しているが、時々長い3000mへの着陸も見られるので、伊丹スカイパークや千里川から至近距離で見られるチャンスもある。1時間も居ればほぼ確実に複数の離着陸が見られる。ジェット機の発着数制限が厳しいこの空港では、小回りのきくQ400は大活躍だ。数こそ少数だが日本エアコミューターのJAL塗装も見られる。
もうひとつが日本エアコミューターのSaab340だ。こちらは見られるチャンスは少ない。しかも機体が小さいので伊丹スカイパークからは満足に楽しめない。ただこちらも長い3000m滑走路への着陸もあるので、運が良ければ至近距離で見ることができる。現在は出雲便と但馬便だけの運用のようだ。後者は兵庫県内で完結している珍しい路線でもある。
2015/07/04
新塗装フラッグシップ☆エティハド航空 A380
独特な迫力ある尾翼が印象的だったエティハド航空の塗装が変更されつつある。新鋭機から新しい塗装を纏ってロールアウトしている。同社初の超大型機A380も新塗装でのデビューとなった。
モデルはヘルパから最近リリースされたばかりのもの。先行入荷分が1機だけ残っているとのことでなんとか入手できた。機体底部にも「ETIHAD」のロゴタイプが刻印されているが、スタンド対応の新金型のおかげで「H」の部分に穴が開いてしまっている。これはちょっと残念かもしれない。最近ヘルパ製品のクオリティ低下(初期不良の多さ)がコレクターの間で話題になっているが、ショップ店員によると今回の入荷分に関しては珍しく致命的な不良はなかったようだ。だが持ち帰ってよ~く確認してみると、金色の塗装がエンジンカウルの一部に付着しているのを確認。製造現場ではまだ課題が多いようだ。
今持っているA380モデルは全てボディの基本色がホワイトなので、エティハド機は唯一の色目モノとなった。ゴージャスな色調だが落ち着いたデザインでまとめられているおかげで気品ある仕上がりだ。美しい超大型機モデルが1つコレクションに加わった。
2015/06/07
ヘルパ1/500 2015.9-10月のリリース予定について
前回の発表から約2ヶ月。予想通りヘルパ恒例のリリース発表があった。Wings900のスレッドでも絶賛のコメントが目立つほど、最近にしてはずいぶんおもしろいリリース内容だ。最大の特徴は往年の大型3発ジェット機が勢ぞろいしている点だ。ヘルパらしくないので実におもしろい。
個人的にはエア・カナダのB789はかなりうれしい。エア・カナダの大型機は市場ではかなりプレミアが付くほどレアになっているので、今回のモデルは必入手だ。またブリティッシュ・エアウエイズの渋いLandor塗装のジャンボ機は、期待せずにずっと待っていたモデルだけあって意外だ。欲を言えばB747-100ならなお良かったのだが・・・。またPSAは1/500初リリースとあって興味深いし、KLMのB789新塗装やEurowingsのA330新塗装機も興味深い。かなり盛り上がったリリース発表だ。
いつものように具体的にコメントしてみる。あくまで個人的な見方なので悪しからず。
S=必ず買い A=買いたい B=実物を見て検討 C=買わない D=コレクション対象外
個人的にはエア・カナダのB789はかなりうれしい。エア・カナダの大型機は市場ではかなりプレミアが付くほどレアになっているので、今回のモデルは必入手だ。またブリティッシュ・エアウエイズの渋いLandor塗装のジャンボ機は、期待せずにずっと待っていたモデルだけあって意外だ。欲を言えばB747-100ならなお良かったのだが・・・。またPSAは1/500初リリースとあって興味深いし、KLMのB789新塗装やEurowingsのA330新塗装機も興味深い。かなり盛り上がったリリース発表だ。
いつものように具体的にコメントしてみる。あくまで個人的な見方なので悪しからず。
S=必ず買い A=買いたい B=実物を見て検討 C=買わない D=コレクション対象外
商品ID | 商品名 | 判定 | 備考 |
---|---|---|---|
523035-001 |
SCFA / Breitling Lockheed L-1049H Super Constellation "60th Anniversary" |
C | 旅客輸送を主目的としたエアラインでない |
524292-002 | Lufthansa Cargo Boeing 777 Freighter | C | 既に同一機種をコレクション済 |
527026 | Air France Airbus A319 | C | 現時点で興味がない |
527989 |
Lion Air Boeing 737-900ER "70th Boeing Next Generation 737" |
C | 未収エアラインの特別塗装機は優先順位が低い |
527996 | Lion Air Boeing 737-900ER | B | 未収エアラインだが小型機なので実物を見て検討 |
528016 | Air Canada Boeing 787-9 Dreamliner | S | 現行塗装の大型機リリースが非常に少ないので必入手 |
528023 |
Air China Boeing 737-700 "Proud Son of Heaven Inner Mongolia" |
C | 現時点で興味がない |
528030 | British Airways Boeing 747-400 (Landor) | S | Landor塗装時代のジャンボ機のリリースは大変魅力 |
528047 | Sabena McDonnell Douglas DC-10-30 | A | 3発機クラシックエアラインとして珍しいリリースである |
528054 | Transavia Boeing 737-800 (new colors) | A | 未収エアラインとして興味がある |
528061 | Westjet Boeing 737-800 | B | 未収エアラインであるが実物を見て検討したい |
528078 | Aeroflot Sukhoi Superjet 100 | B | SSJ100は既に入手済みなので実物を見て検討 |
528085 | KLM Boeing 787-9 Dreamliner | A | 欧州メジャーエアラインの最新鋭機として興味深い |
528092 |
PSA Pacific Southwest Airlines Lockheed L-1011-1 Tristar |
S | 1/500初リリースのクラシックエアラインなので必入手 |
528108 | UPS Airlines McDonnell Douglas MD-11F | A | 人気カーゴの中でも人気のMD-11なので興味深い |
528115 | Ethiopian Airlines Boeing 777-200LR | C | 既にB787-8を入手しているので今回は見送り |
528122 | USAF Lockheed C-5A Galaxy,New York Air National Guard, 137th Airlift Squadron. | D | エアラインでない |
528139 |
Austrian Airlines Airbus A321 "My Austrian" (new 2015 colors) |
C | 欧州メジャーエアラインの新塗装であるが小型機なので優先順位が低い |
528146 | Christmas 2015 Lockheed L-1011-1 Tristar | D | ファンタジーは対象外 |
528153 | Eurowings Airbus A330-200 | A | 未収のエアラインなので興味深い |
528160 | TAP Air Portugal Airbus A321 | C | 既にA330-200を入手済なので見送り |
528177 | TUIfly Boeing 737-800 "Dürer & Klexi" | C | 未収エアラインであるが特別塗装機なので見送り |
528184 | Vietnam Airlines Airbus A350XWB | S | 1/500初のA350エアラインモデルなのでぜひ入手したい |
2015/06/06
アフリカ唯一の日本路線就航☆エチオピア航空 B787-8
今春、成田への就航で話題となったエチオピア航空だが、この最新鋭機B787-8のヘルパモデルを入手できた。アフリカのエアラインはその多くが国旗をモチーフにしたデザインでまとめられている。国旗そのものが原色を多様した明るいポップなデザインなので、必然的に機体デザインもセンスあるものに仕上がる。アフリカはホントどのエアラインもデザインが魅力的だ。
さて、モデルは2013年にモデル化が発表されたもの。今では就航の話題で国内で新品入手は困難かも知れない。たまたま中古で販売されていたものを割安で入手できたのはラッキーだ。第一印象は信号のような赤、黄、緑のやわらかいタッチの尾翼だ。これだけで十分エチオピアを感じるが、実はボディに配された大きなロゴタイプが印象的だ。ゴシックのボールドではなく、イタリック系の赤い書体がソフトなイメージを植えつけてくれる。全体的にはダイナミックでありながら優しさを感じるデザインに仕上がっている。
アフリカのエアラインはこれまでリリースが乏しかった。魅力的なデザインのエアラインが多数あるので、今後の積極的な展開に期待したい。特に日本への再就航が噂されるエジプト航空の大型機はぜひモデル化して欲しい。
さて、モデルは2013年にモデル化が発表されたもの。今では就航の話題で国内で新品入手は困難かも知れない。たまたま中古で販売されていたものを割安で入手できたのはラッキーだ。第一印象は信号のような赤、黄、緑のやわらかいタッチの尾翼だ。これだけで十分エチオピアを感じるが、実はボディに配された大きなロゴタイプが印象的だ。ゴシックのボールドではなく、イタリック系の赤い書体がソフトなイメージを植えつけてくれる。全体的にはダイナミックでありながら優しさを感じるデザインに仕上がっている。
アフリカのエアラインはこれまでリリースが乏しかった。魅力的なデザインのエアラインが多数あるので、今後の積極的な展開に期待したい。特に日本への再就航が噂されるエジプト航空の大型機はぜひモデル化して欲しい。
北米の人気LCC☆ジェットブルー航空 エンブラエルE190
北米には古くからたくさんのLCCがあるが、その中でもセンスのいい機体デザインでファンに人気のジェットブルーがヘルパで製品化された。JFK国際空港をハブにするこのエアライン、LCCビジネスモデルの成功例として全米で有名だ。機体は最近リージョナル路線での投入が目立つエンブラエル社の最新鋭機E190。近い将来MRJと競合になるだろう。
さてこのモデル、A320やB737よりもひとまわり細いボディがスマートに見せる。デザインは機体毎に異なり、今回リリースされたモデルはブルーベリーがテーマになっている。尾翼のバブルのように見える模様はブルーベリーを表している。小さな機体にこの細やかな模様がきれいに再現されているのでディテールを感じさせる。全体としてはシンプルだが北米らしいセンスあるデザインだ。
これまでリリースされなかったジェットブルーはこの先また異なる機体&デザインでリリース予定されている。これまであまりモデル化に恵まれなかった北米のLCCの今後のモデル展開に期待したい。
さてこのモデル、A320やB737よりもひとまわり細いボディがスマートに見せる。デザインは機体毎に異なり、今回リリースされたモデルはブルーベリーがテーマになっている。尾翼のバブルのように見える模様はブルーベリーを表している。小さな機体にこの細やかな模様がきれいに再現されているのでディテールを感じさせる。全体としてはシンプルだが北米らしいセンスあるデザインだ。
これまでリリースされなかったジェットブルーはこの先また異なる機体&デザインでリリース予定されている。これまであまりモデル化に恵まれなかった北米のLCCの今後のモデル展開に期待したい。
2015/06/02
商品コードやリリース年も☆コレクション検索がパワーUP!
コレクションも200機を超えいよいよ充実してきました。最近少しメジャーバージョンアップを行いましたのでお知らせします!Wings900などとは比較にならない規模ですが、楽しみながら役立つ検索システムを目指します!
モバイル版でもPC版と同じ情報を提供しています!
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2015/05/04
祝!関西空港就航☆エア・カナダ・ルージュ B767-300ER
つい先日(5/2)、関西空港で久々の北米エアラインの初就航があった。エア・カナダのリゾート路線を専門に扱うエア・カナダ・ルージュというLCCだ。もちろん日本初就航でもある。季節便ということなので、夏シーズンが終われば以後継続するのかどうかは不明である。いずれにしても近年アジア(特に中国)にシフトしすぎている関空発着エアラインにおいてちょっと新鮮なニュースだった。
さて今回のモデルは関空への就航便にも使用されるB767-300ERだ。比較的最近ヘルパからリリースされたものである。尾翼にはエア・カナダのシンボルでもある楓を大胆にあしらい、ボディには少し崩した字体で「rouge」とある。派手なアジアのLCCの多い関空において少しおとなしめでシンプルなデザインかも知れないが、カナダらしいセンスあるデザインは◎。
日本へ就航を始めた新しいエアラインということで記念のモデルとなった。話題もあり現時点でこれを国内で入手するのは難しいだろう。早めに入手しておいてよかった。
さて今回のモデルは関空への就航便にも使用されるB767-300ERだ。比較的最近ヘルパからリリースされたものである。尾翼にはエア・カナダのシンボルでもある楓を大胆にあしらい、ボディには少し崩した字体で「rouge」とある。派手なアジアのLCCの多い関空において少しおとなしめでシンプルなデザインかも知れないが、カナダらしいセンスあるデザインは◎。
日本へ就航を始めた新しいエアラインということで記念のモデルとなった。話題もあり現時点でこれを国内で入手するのは難しいだろう。早めに入手しておいてよかった。
2015/04/30
緑のナショナル・フラッグ☆エアリンガス B747-100
緑にクローバーといえばアイルランドの象徴だ。そのアイルランドを代表するエアラインがエアリンガス。現在、勢力的にはLCCで急成長を遂げているライアンエアーに完全に押されている。こちらはギネスビールを思わせるハープのデザインだ。
モデルはInflight500製のかなり貴重な一品だ。もはやオークションでしか入手不可能で、たまたまそのチャンスが巡り運良く手に入れることが出来た。今の同エアラインは小型機が中心であり、若干のA330とB757が北米路線を展開しているに過ぎない。このようなジャンボ機がアイルランドにもいたことは今では想像し難いが、当時は一国を代表するナショナル・フラッグならどこも競い合うようにジャンボ機を発注していた。まさに堂々たる国の代表なのである。機体デザインの特徴は何と言っても緑の塗装だ。そして分厚いチートラインも特徴のひとつだ。これによりしっかりとしたボディーラインが確立される。エアライン名がそのチートラインの下前方にさり気なく配されているのは何気に品を感じる。
初代ジャンボ機B747-100は美しい。その中でもアイルランドの珍鳥ともなれば感慨深い。
モデルはInflight500製のかなり貴重な一品だ。もはやオークションでしか入手不可能で、たまたまそのチャンスが巡り運良く手に入れることが出来た。今の同エアラインは小型機が中心であり、若干のA330とB757が北米路線を展開しているに過ぎない。このようなジャンボ機がアイルランドにもいたことは今では想像し難いが、当時は一国を代表するナショナル・フラッグならどこも競い合うようにジャンボ機を発注していた。まさに堂々たる国の代表なのである。機体デザインの特徴は何と言っても緑の塗装だ。そして分厚いチートラインも特徴のひとつだ。これによりしっかりとしたボディーラインが確立される。エアライン名がそのチートラインの下前方にさり気なく配されているのは何気に品を感じる。
初代ジャンボ機B747-100は美しい。その中でもアイルランドの珍鳥ともなれば感慨深い。
2015/04/29
吸収されて消滅したエアライン☆カナディアン B747-400
カナダのエアラインと言えばまずエア・カナダが思い浮かぶ。一昔前なら間違いなくカナディアンだったのではないでしょうか。エア・カナダもカナディアンももともと存在していたが、日本へ就航していたのはカナディアンの方だった。当時、エア・カナダは日本ではむしろマイナーな存在だったはずである。
そんなカナディアンのジャンボ機モデルは古いStarJets製だ。約15年前のモデルとは思えないシャープで繊細な出来は、今のヘルパ製と比べても全く引けをとっていない。尾翼からボディーへ連続したようなダイナミックなデザインは当時として斬新だったはず。全体としてはシンプルで90年代を代表するデザインといっていいだろう。
エア・カナダに吸収された後もしばらくジャンボ機は活躍したが、現行塗装になる前に全機退役してしまった。 カナダ籍のジャンボ機はもうモデルでしか見ることができない。
そんなカナディアンのジャンボ機モデルは古いStarJets製だ。約15年前のモデルとは思えないシャープで繊細な出来は、今のヘルパ製と比べても全く引けをとっていない。尾翼からボディーへ連続したようなダイナミックなデザインは当時として斬新だったはず。全体としてはシンプルで90年代を代表するデザインといっていいだろう。
エア・カナダに吸収された後もしばらくジャンボ機は活躍したが、現行塗装になる前に全機退役してしまった。 カナダ籍のジャンボ機はもうモデルでしか見ることができない。
正真正銘インドのナショナル・フラッグ☆エア・インディア B747-400
新興エアラインが立ち代り入れ替わりのインドの中で、ずっと君臨するナショナル・フラッグ、それがエア・インディア。最近では日本路線でもB787を投入するなど機材の世代交代が始まってるが、最近まで成田などではジャンボ機が定番だったはず。大きな機体に灼熱のインドを表現しているかのような明るい機体デザインはどこから見ても良く目立っていた。ドリームライナーになってから、デザインがちょっと控えめになったような変更が成され少し残念だ。
さてこのモデル、実は結構レアものである。少し古いInflight500製のモデルで、出来は申し分ない。ヘルパからもOG時代に同型機が出たことがあるが、出来は比べるまでもない。Inflight500のモデルはどれも作りにメリハリがありシャープでバランスが良く美しい。何度もこのブログでも書いてきたが、こんな素晴らしいブランドがなくなったのはコレクターにとって非常に残念だ。エア・インディアの機体デザインはこの暑苦しいくらいの派手さが◎である。しかしただ単に派手というだけでなく、窓枠がインドの宮殿をイメージしたデザインになっていたり、エンジンカウルにも尾翼と同じ柄が入っていたりと結構凝っている点に注目したい。この柄だが、灼熱の太陽ではなくコナラーク寺院にある車輪のレリーフと白鳥の組み合わせだそうだ。あまり知られていないだろう。
もう日本への乗り入れもなくなったエア・インディアのジャンボ機。記憶に留めておきたい貴重な一品だ。
さてこのモデル、実は結構レアものである。少し古いInflight500製のモデルで、出来は申し分ない。ヘルパからもOG時代に同型機が出たことがあるが、出来は比べるまでもない。Inflight500のモデルはどれも作りにメリハリがありシャープでバランスが良く美しい。何度もこのブログでも書いてきたが、こんな素晴らしいブランドがなくなったのはコレクターにとって非常に残念だ。エア・インディアの機体デザインはこの暑苦しいくらいの派手さが◎である。しかしただ単に派手というだけでなく、窓枠がインドの宮殿をイメージしたデザインになっていたり、エンジンカウルにも尾翼と同じ柄が入っていたりと結構凝っている点に注目したい。この柄だが、灼熱の太陽ではなくコナラーク寺院にある車輪のレリーフと白鳥の組み合わせだそうだ。あまり知られていないだろう。
もう日本への乗り入れもなくなったエア・インディアのジャンボ機。記憶に留めておきたい貴重な一品だ。
与圧なしの箱形機☆BAエクスプレス ショート360!
1/500ではおそらく最小クラスのモデルだろう。イギリスのショート・ブラザーズという機体メーカーが製造した小型機だ。前身のショート・スカイバンという機種がベースになっているらしいが、こちらはかつて海上保安庁も保有していたさらに滑稽なフォルムの機体である。いずれも与圧機能がないので箱型のボディが特徴。要するに気圧が低く酸素濃度の低い高度飛行はできないということだ。
さてモデルは英国機体メーカーにふさわしいブリティッシュ・エアウエイズ・エクスプレスだ。紺色がしぶい落ち着いた旧塗装時代のもの。今の明るい塗装より英国らしい気品が感じられるので、個人的にはこちらが好きだ。日本で言えば礼文島や三宅島のような島嶼や地方の小さな空港へのアクセスに活用されていたのだろうか。さすがに今はもういない。
ボンバルディアのQ100とほぼ同じサイズながらこちらは6枚ブレードのプロペラだ。小さいながらしっかり主張してくれるユニークさが◎なモデルである。
さてモデルは英国機体メーカーにふさわしいブリティッシュ・エアウエイズ・エクスプレスだ。紺色がしぶい落ち着いた旧塗装時代のもの。今の明るい塗装より英国らしい気品が感じられるので、個人的にはこちらが好きだ。日本で言えば礼文島や三宅島のような島嶼や地方の小さな空港へのアクセスに活用されていたのだろうか。さすがに今はもういない。
ボンバルディアのQ100とほぼ同じサイズながらこちらは6枚ブレードのプロペラだ。小さいながらしっかり主張してくれるユニークさが◎なモデルである。
2015/04/11
最近のヘルパウイングス製品の品質について★
世界的モデルエアプレーンに関する交流の場と言えば「Wings900 Discussion Forums」だろう。この中の1:500カテゴリーのスレッドを見ていて最近目立つ話題がある。それはヘルパの製品品質の劣化を嘆く声だ。「今こそヘルパをボイコットする時!」というスレッドがあるとかと思えば、「文句ばかり言わずに1:500にこだわる理由を語ろう」という肯定的なスレッドもある。いずれにせよ新製品やコレクション自慢の場だったはずのBBSがこのように荒れだしているのは事実だ。特に今年になって発売されたロッドに関して世界的に不良品が多のが理由のようだ。
代表的な不良品例として、「527293 Pan Am Boeing 747-100 "Test colors"」の機体前部にある機体名のスペルミス(○spark→×sprak)、「527323 SAS Scandinavian Airlines Boeing 737-800」のレジ番号の印字エラー、「527002 Delta Air Lines Boeing 767-400ER "Pink Plane"」のノーズギアの取り付けミス(前後が逆)などだ。このような事例が同一時期に重なってしまったというのは大変残念だ。ヘルパのような老舗ドイツメーカーがこのようなイージーミスに気づかず出荷してしまったのはちょっとした事件かも知れない。正式な謝罪と商品の交換を求める声もあがっている。
このようなスレッドを受けて1/400への転向を示唆する声も多い。一方ヘルパのミスは重大だが、1/500にこだわり続けたい声も多い。1/500は歴史が長い。コレクターの多くはこのスケールモデルの世界に多大な投資をしてきたので、スケールを鞍替えするのは大変な決断となろう。「ヘルパウイングコレクション」シリーズをはじめ1/500スケールモデルというのは、既に世界的な趣味のカテゴリーのひとつだ。鉄道模型で言うNゲージやHOゲージという世界と同じだ。
ヘルパ社は今回の不良品騒動をきっかけにもう一度原点を見つめなおしてもらいたい。同社を構えるディーテンホーフェン村はヘルパ城下町だったはず。この村の住民の多くがヘルパ関係者であり、自宅で内職する主婦も多かったと聞く。ドイツ国内生産にこだわり価格競争には加わらないブランド力を築き上げてきたことは有名だ。中国など海外での委託生産は納期の遅れが常態化し、特に検品体制が貧弱なのは承知のはず。近年の価格高騰の主な理由が人件費の高騰なら、それに見合った生産クオリティを中国の委託会社に強く求めるべきだと思う。それが無理ならドイツ国内生産に回帰する時だと思う。
代表的な不良品例として、「527293 Pan Am Boeing 747-100 "Test colors"」の機体前部にある機体名のスペルミス(○spark→×sprak)、「527323 SAS Scandinavian Airlines Boeing 737-800」のレジ番号の印字エラー、「527002 Delta Air Lines Boeing 767-400ER "Pink Plane"」のノーズギアの取り付けミス(前後が逆)などだ。このような事例が同一時期に重なってしまったというのは大変残念だ。ヘルパのような老舗ドイツメーカーがこのようなイージーミスに気づかず出荷してしまったのはちょっとした事件かも知れない。正式な謝罪と商品の交換を求める声もあがっている。
このようなスレッドを受けて1/400への転向を示唆する声も多い。一方ヘルパのミスは重大だが、1/500にこだわり続けたい声も多い。1/500は歴史が長い。コレクターの多くはこのスケールモデルの世界に多大な投資をしてきたので、スケールを鞍替えするのは大変な決断となろう。「ヘルパウイングコレクション」シリーズをはじめ1/500スケールモデルというのは、既に世界的な趣味のカテゴリーのひとつだ。鉄道模型で言うNゲージやHOゲージという世界と同じだ。
ヘルパ社は今回の不良品騒動をきっかけにもう一度原点を見つめなおしてもらいたい。同社を構えるディーテンホーフェン村はヘルパ城下町だったはず。この村の住民の多くがヘルパ関係者であり、自宅で内職する主婦も多かったと聞く。ドイツ国内生産にこだわり価格競争には加わらないブランド力を築き上げてきたことは有名だ。中国など海外での委託生産は納期の遅れが常態化し、特に検品体制が貧弱なのは承知のはず。近年の価格高騰の主な理由が人件費の高騰なら、それに見合った生産クオリティを中国の委託会社に強く求めるべきだと思う。それが無理ならドイツ国内生産に回帰する時だと思う。
2015/04/09
ヘルパ1/500 2015.7-8月のリリース予定について
ようやくといったところか。前発表から今度はずいぶん間隔を開けての発表となった。もちろん7-8月期のリリース発表なのでその時期に出荷できれば何も問題ないのだが、遅れは常態化している。もっとも中国に生産拠点を持つ国内の模型メーカーもこのこの傾向は同じだ。
さて今回リリース、予想&期待していたモデルは何ひとつナシといったところだ。一方で予想だにしなかったモデルがいくつかあり、完全に空振りとも言えない。個人的な注目はScootのB777-200だ。sky500から最近発売されたばかりなのでまさかの発表だ。同一機種なのでヘルパの方が割安という意味で買いだろう。しかしB787-9でリリースしなかったのが悔やまれる。 欧州機ではルフトハンザのレトロ747-8iは案の定というところだ。しかし実機は腹部がグレーなのに対し、サンプル写真ではシルバーになっているところが謎である。アメリカのLCC、JetBlueの機種&塗装違いが早々に出るのはちょっと驚きだ。北米のコレクターへのサプライズプレゼントになるだろう。コアなところではエミレーツのクラシック機B727はちょっと珍しいかもしれない。全体としてみれば比較的平凡なラインナップだ。話題のA350のエアライン版がいまだにリリース予定にないのは逆にサプライズだ。
以下に2015年7-8月期のリリース(1/500の機体モデルのみ)の中からコレクションに加えたいもの、そうでないものをリスト化してみた。あくまで主観なのでよろしくお願いします。
さて今回リリース、予想&期待していたモデルは何ひとつナシといったところだ。一方で予想だにしなかったモデルがいくつかあり、完全に空振りとも言えない。個人的な注目はScootのB777-200だ。sky500から最近発売されたばかりなのでまさかの発表だ。同一機種なのでヘルパの方が割安という意味で買いだろう。しかしB787-9でリリースしなかったのが悔やまれる。 欧州機ではルフトハンザのレトロ747-8iは案の定というところだ。しかし実機は腹部がグレーなのに対し、サンプル写真ではシルバーになっているところが謎である。アメリカのLCC、JetBlueの機種&塗装違いが早々に出るのはちょっと驚きだ。北米のコレクターへのサプライズプレゼントになるだろう。コアなところではエミレーツのクラシック機B727はちょっと珍しいかもしれない。全体としてみれば比較的平凡なラインナップだ。話題のA350のエアライン版がいまだにリリース予定にないのは逆にサプライズだ。
以下に2015年7-8月期のリリース(1/500の機体モデルのみ)の中からコレクションに加えたいもの、そうでないものをリスト化してみた。あくまで主観なのでよろしくお願いします。
2015/04/04
ナイジェリアの今のスター☆アリクエアA340-300
アフリカ最大の都市ナイジェリアの首都ラゴスに本拠地をおくアリクエア。ナイジェリアにもかつてはナショナル・フラッグであるナイジェリア航空があった。しかし財政難によりヴァージングループ出資のもとヴァージン・ナイジェリアとして運行を継続。その後ヴァージンが撤退し、今は社名も変更し見る影もないほどに縮小した。そんな中2004年にできた新興エアラインであるアリクエアは今や同国の航空需要の半数のシェアを占めるまでになり、事実上ナイジェリア最大のエアラインにまで発展した。アフリカ大陸で最も成長著しいエアラインとも言われている。
さて今回入手したのはこのアリクエアの4発エアバス機、A340-300である。これはヘルパが会員向けにリリースしたクラブモデルなので製造ロッド数は少なくレアモデルだ。たまたま行き着けの専門店で本店からの在庫を入荷していたのを見つけ購入できた。やはり値段は高い(sky500の新製品並)。
アフリカの他のエアラインにも言えるが、どこもデザインセンスは秀逸だ。中央アフリカ地方の現地民族の衣装などを見れば、色鮮やかでセンスを感じる。こういったセンスが機体デザインにも表れているのだろう。アリクエアの塗装はボディーの白を除けばたった2色だ。でも2色というのはもっともメリハリを効かせ、ダイナミックに表現できる最大色とも言える。これよりも色が多ければ少々うるさくなり、メリハリもぼやけてしまう。えんじ色と紺のツートンがやわらなか波を描くように機体を流れ、尾翼も同じトーンでデザインされている。社名とロゴとはやや控えめにさりげなく配されている。同エアラインは今後も機材を増やしていくようで、あのB747-8iも発注中なのだとか。今後のモデルにも期待したい。
さて今回入手したのはこのアリクエアの4発エアバス機、A340-300である。これはヘルパが会員向けにリリースしたクラブモデルなので製造ロッド数は少なくレアモデルだ。たまたま行き着けの専門店で本店からの在庫を入荷していたのを見つけ購入できた。やはり値段は高い(sky500の新製品並)。
アフリカの他のエアラインにも言えるが、どこもデザインセンスは秀逸だ。中央アフリカ地方の現地民族の衣装などを見れば、色鮮やかでセンスを感じる。こういったセンスが機体デザインにも表れているのだろう。アリクエアの塗装はボディーの白を除けばたった2色だ。でも2色というのはもっともメリハリを効かせ、ダイナミックに表現できる最大色とも言える。これよりも色が多ければ少々うるさくなり、メリハリもぼやけてしまう。えんじ色と紺のツートンがやわらなか波を描くように機体を流れ、尾翼も同じトーンでデザインされている。社名とロゴとはやや控えめにさりげなく配されている。同エアラインは今後も機材を増やしていくようで、あのB747-8iも発注中なのだとか。今後のモデルにも期待したい。
微妙に塗装変更してきた中東の老舗エアライン☆サウディアB777-300ER
「砂漠の民のエアライン」というイメージにぴったりなカラーリング、デザインのサウディア。尾翼のデザインはイスラムを表す月と砂漠のオアシスに生えるナツメヤシと剣。古きよき伝統のデザインを今に引き継いでいるのは好感を持てる。今回はヘルパから最近リリースされた同社最大の機種B777-300ERの新塗装モデルを入手した。
既に同じヘルパ製A330-300モデルは所有しているが、今回のモデルと比べてずいぶん色の違いが目立つ。A333モデルは黄色が強く全体に濃いトーンだが、今回のものはそれと比べて少し緑がかった薄い黄色だ。今回の方がずっと実機に近いだろう。羽田へのロイヤルフライトの機会にぜひとも実物を確認したいところだ。それともうひとつ注目したいのは尾翼デザインの微妙な変更だ。これまで新月の左下弧の内側付近が月明かりを表すためかエメラルドグリーンから紺へグラデーションがかっていた。今回のはこれがなくなりよりシンプルになった。またエンジンカウルにも尾翼と同じロゴが入っている。そして社名の英語表記が「SAUDI ARABIAN」から、かつても使用していた「SAUDIA」へと改められた。2012年頃から全体的な印象こそ変わらないがマイナーチェンジを行ってきたようだ。モデルとなった機体は新塗装でのデリバリーとなった。
馴染みの薄い遠い異国のエアラインはモデルを手にして初めて塗装変更を知ることが多い。手のひらに乗る小さなモデルだが、細部までじっくり観察できるのは精密模型ならではの醍醐味である。
既に同じヘルパ製A330-300モデルは所有しているが、今回のモデルと比べてずいぶん色の違いが目立つ。A333モデルは黄色が強く全体に濃いトーンだが、今回のものはそれと比べて少し緑がかった薄い黄色だ。今回の方がずっと実機に近いだろう。羽田へのロイヤルフライトの機会にぜひとも実物を確認したいところだ。それともうひとつ注目したいのは尾翼デザインの微妙な変更だ。これまで新月の左下弧の内側付近が月明かりを表すためかエメラルドグリーンから紺へグラデーションがかっていた。今回のはこれがなくなりよりシンプルになった。またエンジンカウルにも尾翼と同じロゴが入っている。そして社名の英語表記が「SAUDI ARABIAN」から、かつても使用していた「SAUDIA」へと改められた。2012年頃から全体的な印象こそ変わらないがマイナーチェンジを行ってきたようだ。モデルとなった機体は新塗装でのデリバリーとなった。
馴染みの薄い遠い異国のエアラインはモデルを手にして初めて塗装変更を知ることが多い。手のひらに乗る小さなモデルだが、細部までじっくり観察できるのは精密模型ならではの醍醐味である。
貴重なネオジャンボ機☆中国国際航空B747-8i
ボーイングがエアバスA380と双発大型機B777などとの間をうめる形で登場させたのが次世代ジャンボ機B747-8iだ。しかしもう時代遅れなのか、旅客型はなかなか受注に至らないようだ。そんな中数少ないオーダーエアラインのひとつ中国国際航空が昨年(2014年)より就航させている。今回はそれをヘルパがいち早くモデル化したもの。ルフトハンザに続き2機目のコレクション入りとなった。
中国国際航空のモデルは意外とレアで、過去にリリースされたB747-400も探してはみたがなかなか中古市場でも見つからない。eBayでは出ていてもかなりの高値取引きを覚悟せねばならない状態だ。また1/500では初めてのスターアライアンスロゴ入りの同エアラインモデルでもある。昔ながらのちょっとレトロとも思える塗装はそのままなので、最新鋭機にもかかわらずどことなくクラシックにも見える。-400と比べてずいぶん長く見えるのと、主翼やエンジンの形状も異なるので、クラシックジャンボとは印象は異なる。むしろB787の大型版といったところなのかも知れない。
いずれにせよ日本へはB737など小型機での乗り入れがメインなので、この機を見られるチャンスは皆無に等しい。しかしひょっとすれば今後も中国からの観光ブームが続くようなら、季節便での飛来は期待できるかも知れないが・・・。
あまり広がりを見せないであろうB747-8iモデルはコレクションの中でも貴重な存在になりそうだ。
中国国際航空のモデルは意外とレアで、過去にリリースされたB747-400も探してはみたがなかなか中古市場でも見つからない。eBayでは出ていてもかなりの高値取引きを覚悟せねばならない状態だ。また1/500では初めてのスターアライアンスロゴ入りの同エアラインモデルでもある。昔ながらのちょっとレトロとも思える塗装はそのままなので、最新鋭機にもかかわらずどことなくクラシックにも見える。-400と比べてずいぶん長く見えるのと、主翼やエンジンの形状も異なるので、クラシックジャンボとは印象は異なる。むしろB787の大型版といったところなのかも知れない。
いずれにせよ日本へはB737など小型機での乗り入れがメインなので、この機を見られるチャンスは皆無に等しい。しかしひょっとすれば今後も中国からの観光ブームが続くようなら、季節便での飛来は期待できるかも知れないが・・・。
あまり広がりを見せないであろうB747-8iモデルはコレクションの中でも貴重な存在になりそうだ。
2015/03/28
どう飾るか?☆ディスプレイ編
1/500エアプレインモデルは小さく飾りやすい。しかしそれだけにどんどん数が増える悪魔のスケールでもある。今回はせっかくのモデルをどうディスプレイするかについての話題である。
モデルは精密品である。コレクターの中にはできるだけ箱から出さずに所持することに喜びを感じる方も多い。いわゆる資産主義である。中古市場などでは箱に欠陥があるだけでずいぶん価値が落ちるようだが、個人的には内容主義である。箱が欠品なだけで信じがたい価格で入手したモデルも多々ある。カラフルで美しいエアプレインはできるだけ目で見て楽しみたい。
過去のモデルには一部に変色のしやすいプラスティックパーツのあるものや、塗装のひび割れのしやすいものもある。そこでできるだけ外気を遮断できる密閉性の高いケースに入れて飾りたい。家具としてのディスプレイケースもあるが、ちょっと気の利いたものはとても高価だ。さらにどの程度までコレクションが増えるかも計算しながらサイズ選びをする必要がある。コレクションの数が増えるタイミングでその都度容量を増やせ、なおかつ見た目の美しいものがベストである。意外と的を得たものを探すのは難しい。比較的入手が容易で前述の条件を満たしたものとして愛用しているものがある。それが蝶プラ工業(本社:愛知県稲沢市)製のデスコシリーズだ。オフィスでの書類ケースとしても使える収納用品の一種だが、BS-1(フタ付)という型は1/500モデルに最適だ。結構密閉性の高いフタが付き、タワーのように積み重ねていける。1ケースにB737シリーズやA320シリーズなど小型機なら20機程度、B777.やB747、A330など大型機なら6機、A380またはB747-8なら4機飾ることができる。以下の写真の範囲で200機以上収納している。
モデルは精密品である。コレクターの中にはできるだけ箱から出さずに所持することに喜びを感じる方も多い。いわゆる資産主義である。中古市場などでは箱に欠陥があるだけでずいぶん価値が落ちるようだが、個人的には内容主義である。箱が欠品なだけで信じがたい価格で入手したモデルも多々ある。カラフルで美しいエアプレインはできるだけ目で見て楽しみたい。
過去のモデルには一部に変色のしやすいプラスティックパーツのあるものや、塗装のひび割れのしやすいものもある。そこでできるだけ外気を遮断できる密閉性の高いケースに入れて飾りたい。家具としてのディスプレイケースもあるが、ちょっと気の利いたものはとても高価だ。さらにどの程度までコレクションが増えるかも計算しながらサイズ選びをする必要がある。コレクションの数が増えるタイミングでその都度容量を増やせ、なおかつ見た目の美しいものがベストである。意外と的を得たものを探すのは難しい。比較的入手が容易で前述の条件を満たしたものとして愛用しているものがある。それが蝶プラ工業(本社:愛知県稲沢市)製のデスコシリーズだ。オフィスでの書類ケースとしても使える収納用品の一種だが、BS-1(フタ付)という型は1/500モデルに最適だ。結構密閉性の高いフタが付き、タワーのように積み重ねていける。1ケースにB737シリーズやA320シリーズなど小型機なら20機程度、B777.やB747、A330など大型機なら6機、A380またはB747-8なら4機飾ることができる。以下の写真の範囲で200機以上収納している。
デスコBS-1(フタ付)を使ったディスプレイ例 |
この商品は最近まで一部の東急ハンズで取り扱いがあったが、少なくとも関西の全東急ハンズにおいて取り扱いがなくなってしまった。大手ホームセンターでも見たことがない。今では送料のかからないAmazone頼みとなっているのは残念だ。もっと需要があれば店頭での取り扱いが存続されたのだろう。1ケース1404円という価格も少し高いのかも知れないがクオリティの高い日本製である。コレクションの数に合わせて増床できるのでコストパフォーマンスは逆に高いと考えている。
このようないい商品は埋もれてほしくない。この記事を読んでくれたコレクターの中でひとりでもこのケースのファンが増えてくれたらうれしい。 航空機モデル専門店で取り扱ってくれないだろうか?
2015/03/25
もうひとつの中東エアライン☆ミドル・イースト航空A330-200
近年急成長を遂げる中東地域のエアラインのなかでも、世界的に有名になった御三家がある。エミレーツ、カタール、エティハドだ。いずれも日本に就航しており、世界中の多くの都市へ就航している。いずれのエアラインも大型機を大量に保有し、特にエミレーツの豪華絢爛なA380はマスコミなどを通して話題を振りまいた。現在いずれのエアラインもA380を保有するに至っている。最近ではこれら御三家に加えターキッシュ・エアラインズも加わり、ビッグ4とも呼ばれつつある。
さて、今回入手したモデルはヘルパから近年リリースされたミドル・イースト航空だ。日本には就航していないのでちょっと馴染みが薄いが、他の中東地域のエアラインとは明らかに異なるデザイン的特徴がある。それは緑のテイストだ。このエアラインの国、レバノンは周辺国と異なり国土の多くが緑に覆われている。尾翼に描かれた大きな木はこの国を代表するレバノン杉だ。樹齢が長く生きる化石とも言われるこの木の森は世界遺産にも指定されており、レバノンのシンボルでもある。かつては中近東地域一帯に生息していたらしいが、気候変動に伴う砂漠化でその多くは失われた。現在も地中海性気候が卓越するこの地域は大変貴重である。
シンプルなデザインだが、世界遺産でもあるレバノン杉が堂々と描かれている姿は立派に思える。まさに中東のオアシスといった趣だ。観光要素も多いレバノンだが、周辺地域の紛争や内戦が度重なり情勢不安が多いのが現状。一刻も早く平和な地域となり、ミドル・イースト航空も中東のメジャーエアラインになって欲しいと切に願いたい。そんな思いを込めて眺めたいモデル。
さて、今回入手したモデルはヘルパから近年リリースされたミドル・イースト航空だ。日本には就航していないのでちょっと馴染みが薄いが、他の中東地域のエアラインとは明らかに異なるデザイン的特徴がある。それは緑のテイストだ。このエアラインの国、レバノンは周辺国と異なり国土の多くが緑に覆われている。尾翼に描かれた大きな木はこの国を代表するレバノン杉だ。樹齢が長く生きる化石とも言われるこの木の森は世界遺産にも指定されており、レバノンのシンボルでもある。かつては中近東地域一帯に生息していたらしいが、気候変動に伴う砂漠化でその多くは失われた。現在も地中海性気候が卓越するこの地域は大変貴重である。
シンプルなデザインだが、世界遺産でもあるレバノン杉が堂々と描かれている姿は立派に思える。まさに中東のオアシスといった趣だ。観光要素も多いレバノンだが、周辺地域の紛争や内戦が度重なり情勢不安が多いのが現状。一刻も早く平和な地域となり、ミドル・イースト航空も中東のメジャーエアラインになって欲しいと切に願いたい。そんな思いを込めて眺めたいモデル。
2015/03/22
未入手だったヘルパモデル3機をまとめて入手☆
比較的最近にリリースされたモデルの中で買い逃していた大型機モデルがある。限定モデルでなくとも最近のモデルはロット数がかなり少ないので事実上の限定モデルと言えよう。一度チャンスを逃してしまうと二度とお目にかかれないというのもこの世界の鉄則になってきた。
さていつもお世話になっている専門店で、大手エアラインのA380でたまたま買い逃していたものが入荷していた。そう、カンタスのA380だ。なぜかこんなに有名どころなのに入手できずにいたのである。そのついでではないが、他にもこの機会を逃すと意外と入手できなくなりそうなモデルもまとめて入手した。
まずはカンタス航空A380!何と言ってもデカイ。特に尾翼から胴体の一部まで配されたカンガルーは圧巻だ。またこれだけオーストラリアを端的に象徴できるデザインもないだろう。まさに秀逸な尾翼デザインだ。カンタスの塗装はこのA380が一番良く似合っているかも知れない。
南半球続きでアルゼンチン航空のA330-200。これも最近リリースされたもので在庫が最後の1機だと言われて買ってしまった。南米のエアラインはモデル化に恵まれないので、この機会を逃すと少なくとも同一機種のリリースは絶望的だ。機体の美しいブルーは見る角度や光線によって様々に変化する。本当は何色なのか?店には1/400スケールのメーカー違い2種類の同エアラインモデルがあったが、これまたブルーの感じがずいぶん違う。個人的にはこの独特なブルーはパタゴニアの荒涼とした大地から見える空のイメージだ。
もうひとつはヘルパでいうところの定番エアラインKLMだ。B744の淘汰に伴い現在のフラッグシップとなりつつあるB773はぜひコレクションに加えたい一品だ。再販の確立は高いがその度に価格がアップする現状を考えての購入となった。
さていつもお世話になっている専門店で、大手エアラインのA380でたまたま買い逃していたものが入荷していた。そう、カンタスのA380だ。なぜかこんなに有名どころなのに入手できずにいたのである。そのついでではないが、他にもこの機会を逃すと意外と入手できなくなりそうなモデルもまとめて入手した。
まずはカンタス航空A380!何と言ってもデカイ。特に尾翼から胴体の一部まで配されたカンガルーは圧巻だ。またこれだけオーストラリアを端的に象徴できるデザインもないだろう。まさに秀逸な尾翼デザインだ。カンタスの塗装はこのA380が一番良く似合っているかも知れない。
南半球続きでアルゼンチン航空のA330-200。これも最近リリースされたもので在庫が最後の1機だと言われて買ってしまった。南米のエアラインはモデル化に恵まれないので、この機会を逃すと少なくとも同一機種のリリースは絶望的だ。機体の美しいブルーは見る角度や光線によって様々に変化する。本当は何色なのか?店には1/400スケールのメーカー違い2種類の同エアラインモデルがあったが、これまたブルーの感じがずいぶん違う。個人的にはこの独特なブルーはパタゴニアの荒涼とした大地から見える空のイメージだ。
もうひとつはヘルパでいうところの定番エアラインKLMだ。B744の淘汰に伴い現在のフラッグシップとなりつつあるB773はぜひコレクションに加えたい一品だ。再販の確立は高いがその度に価格がアップする現状を考えての購入となった。
香港啓徳時代のホープ☆キャセイパシフィック航空L-1011
90年代までキャセイパシフィック航空と言えば、香港啓徳空港の着陸シーンがあまりに有名。その当時のなつかしいモデルを今回入手することができた。フラッグシップはもちろんジャンボジェットだったが、このロッキード社トライスター(L-1011)も人気を二分していたはず。
ダグラスDC-10と真っ向から競合した同じ3発エンジンを搭載した機種だが、受注数で明暗を分け淘汰されてしまった。DC-10やその後継機のMD-11は今でも貨物機で多数見られるが、L-1011はとうの昔に姿を消している。操縦性や安全性はL-1011の方が上だと言われていただけに大変残念だ。
モデルは香港がまだイギリス領だった頃のなつかしい塗装のもの。白と緑でデザインされた塗装パターンに赤いロゴタイプだけといったシンプルなものだが、どことなく英国を感じさせるセンスを感じる。このセンスの良さはもちろん今のデザインにも継承されている。DC-10とは異なり第2エンジンは真っ直ぐな寸胴ではなく、大きく下部へ湾曲している。そのためしっかり尾翼の面積を確保できている点は素晴らしい。まさにDC-10の欠点をうまく処理した構造だと言える。機体シルエットだけを見るとどことなく戦闘機を思わせる。これは機動性の良さに繋がってるのだろう。
当時キャセイパシフィック航空の機内で発売された限定パッケージでシリアルナンバーの証明書付きだ。当時のヘルパの一般品と比べてかなり精巧にできている。ぜひ英領時代キャセイ機モデルとしてジャンボ機も欲しい。
ダグラスDC-10と真っ向から競合した同じ3発エンジンを搭載した機種だが、受注数で明暗を分け淘汰されてしまった。DC-10やその後継機のMD-11は今でも貨物機で多数見られるが、L-1011はとうの昔に姿を消している。操縦性や安全性はL-1011の方が上だと言われていただけに大変残念だ。
モデルは香港がまだイギリス領だった頃のなつかしい塗装のもの。白と緑でデザインされた塗装パターンに赤いロゴタイプだけといったシンプルなものだが、どことなく英国を感じさせるセンスを感じる。このセンスの良さはもちろん今のデザインにも継承されている。DC-10とは異なり第2エンジンは真っ直ぐな寸胴ではなく、大きく下部へ湾曲している。そのためしっかり尾翼の面積を確保できている点は素晴らしい。まさにDC-10の欠点をうまく処理した構造だと言える。機体シルエットだけを見るとどことなく戦闘機を思わせる。これは機動性の良さに繋がってるのだろう。
当時キャセイパシフィック航空の機内で発売された限定パッケージでシリアルナンバーの証明書付きだ。当時のヘルパの一般品と比べてかなり精巧にできている。ぜひ英領時代キャセイ機モデルとしてジャンボ機も欲しい。
2015/03/15
アジアのVirginAtlantic☆エアアジアX A330-300
マレーシアを拠点にアジアで急成長を遂げたLCCとしてあまりに有名なエアライン。アジア各地に拠点を置き日本にもエアアジアジャパンがある。そのエアアジアグループの中で国際路線を専門に展開するブランドがエアアジアXだ。国内では成田、関空、新千歳へ乗り入れている。
ところでエアアジアはどことなくイギリスのヴァージン・アトランティックと似ていることにお気づきだろうか。奇抜なプロモーション、機内インテリアの色調、機体デザイン・・・。それもそのはず両社のCEOは大変仲が良く、互いに色んなインスピレーションを与え合っているという。ヴァージン・アトランティックのCEO、リチャード・ブランソンは音楽レーベル「ヴァージン・レコード」で起業、一方エアアジアのCEO、トニー・フェルナンデスはワーナーミュージック出身だという。どちらも音楽畑出身の実業家である。いろんな共通点があるのもうなずける。
さてモデルは価格的にすっかり高級モデルとなってしまったsky500からリリースされたもの。オークションで格安で入手できたのが幸いだ。モデルとしてちょっとマニアックなので競ることもなく落札できた。この機は機体全面に世界の都市が描かれている。東京タワーもしっかり描かれている。主翼のある中央付近にはマレーシアのシンボルとなった「ペトロナスタワー」がしっかり少し大きめに描かれている。白の機体をベースに世界の都市のシルエットを赤で描き、そのまま地平線が機体底部の赤塗装へと連続する秀逸なデザインだ。
急成長するLCCは世界を席巻しつつある。モデルの世界でもバリエーションが増えてきているので今後のリリースにも期待が膨らむ。
ところでエアアジアはどことなくイギリスのヴァージン・アトランティックと似ていることにお気づきだろうか。奇抜なプロモーション、機内インテリアの色調、機体デザイン・・・。それもそのはず両社のCEOは大変仲が良く、互いに色んなインスピレーションを与え合っているという。ヴァージン・アトランティックのCEO、リチャード・ブランソンは音楽レーベル「ヴァージン・レコード」で起業、一方エアアジアのCEO、トニー・フェルナンデスはワーナーミュージック出身だという。どちらも音楽畑出身の実業家である。いろんな共通点があるのもうなずける。
さてモデルは価格的にすっかり高級モデルとなってしまったsky500からリリースされたもの。オークションで格安で入手できたのが幸いだ。モデルとしてちょっとマニアックなので競ることもなく落札できた。この機は機体全面に世界の都市が描かれている。東京タワーもしっかり描かれている。主翼のある中央付近にはマレーシアのシンボルとなった「ペトロナスタワー」がしっかり少し大きめに描かれている。白の機体をベースに世界の都市のシルエットを赤で描き、そのまま地平線が機体底部の赤塗装へと連続する秀逸なデザインだ。
急成長するLCCは世界を席巻しつつある。モデルの世界でもバリエーションが増えてきているので今後のリリースにも期待が膨らむ。
2015/03/14
英国らしさが凝縮された機☆英国欧州航空 BAC-1-11
とにかく小さな飛行機だ。第一世代ジェット旅客機と呼ばれる時代の英国機。この機は個人的には愛らしい顔が特徴だと思う。英国欧州航空(BEA)の当時の塗装は英国らしい紺と赤のツートンだ。さらに主翼にも両面に赤が塗装されている。当時の塗装としてかなり斬新だ。
モデルはヘルパとして初めてリリースしたエアラインとなる。既にinflight500製のトライデントを持っているが、色の風合いなど並べても全く違和感を感じない。たった2機ではあるが、眺めながら当時のヒースロー空港の様子が目に浮かびそうである。それだけ英国らしさがぎゅっと詰まっている。
B787やA350など最新型旅客機の話題が多い今、第一世代ジェット旅客機のモデルは1/500ではなかなかリリースされない。そういう意味でもちょっとレアな一品となりそうだ。
モデルはヘルパとして初めてリリースしたエアラインとなる。既にinflight500製のトライデントを持っているが、色の風合いなど並べても全く違和感を感じない。たった2機ではあるが、眺めながら当時のヒースロー空港の様子が目に浮かびそうである。それだけ英国らしさがぎゅっと詰まっている。
B787やA350など最新型旅客機の話題が多い今、第一世代ジェット旅客機のモデルは1/500ではなかなかリリースされない。そういう意味でもちょっとレアな一品となりそうだ。
今夏も関空へ飛来予定☆アシアナ航空A380!
去年に続き今夏(6/3~7/14)も仁川~関空に投入されるアシアナ航空のA380。モデルは少し前にヘルパからリリースされていたが、このたびようやく手に入れることができた。このサイズのモデルともなると円安の影響でずいぶん値が張るので、最近では容易に手が出なくなってきた。
それにしても韓国の2トップエアラインはどちらも世界最大の旅客機A380を持っている。さらに大韓航空にいたってはB747-8i も導入予定である。あっぱれだ。それに引き換え日本のエアラインは実に現実的だ。一度破綻した日本航空は将来のコストを鑑みてエアバス機へのシフトを考えている。全日空もリーマンショック前まではA380の導入を検討していたようだが、現在はトータルコスト&環境負荷を重視した選定ポリシーだ。超大型機を持つインパクトは確かに大きい。それだけでエアラインのアピールとして活かせる。しかし世の中はハードからソフト重視の勝負になってきている。機内サービスや定時運行、キャビンアテンダントの対応など日本では「おもてなし」の度合いが明暗を分けるのかも知れない。
さてA380もコレクションは今回のアシアナ航空で8機目だ。1/500のラインナップで未収はカンタスと中国南方のみとなった。主翼の幅が広く飾るのに最も苦労するモデルである。それだけにモデルとしても迫力満点。世界のA380が一同に集合することは通常考えられないが、模型の世界ではそれは実現する。尾翼がひときわ大きいので並べて眺めるとそれだけで美しい。
それにしても韓国の2トップエアラインはどちらも世界最大の旅客機A380を持っている。さらに大韓航空にいたってはB747-8i も導入予定である。あっぱれだ。それに引き換え日本のエアラインは実に現実的だ。一度破綻した日本航空は将来のコストを鑑みてエアバス機へのシフトを考えている。全日空もリーマンショック前まではA380の導入を検討していたようだが、現在はトータルコスト&環境負荷を重視した選定ポリシーだ。超大型機を持つインパクトは確かに大きい。それだけでエアラインのアピールとして活かせる。しかし世の中はハードからソフト重視の勝負になってきている。機内サービスや定時運行、キャビンアテンダントの対応など日本では「おもてなし」の度合いが明暗を分けるのかも知れない。
さてA380もコレクションは今回のアシアナ航空で8機目だ。1/500のラインナップで未収はカンタスと中国南方のみとなった。主翼の幅が広く飾るのに最も苦労するモデルである。それだけにモデルとしても迫力満点。世界のA380が一同に集合することは通常考えられないが、模型の世界ではそれは実現する。尾翼がひときわ大きいので並べて眺めるとそれだけで美しい。
2015/02/26
ベアメタルボディが輝くアメリカン航空の3発機☆MD-11
すっかり新塗装が定着してきたアメリカン航空だが、やっぱり長年親しまれたベアメタルボディがしっくりくる。そしてあの尾翼ロゴも今となっては懐かしい。
今回入手したMD-11は今やレジェンドメーカーとなった古いStarJets製だ。当時のヘルパ製のものは、ボディはポリッシュ加工されておらず、尾翼 もプラ製とあってなんだか冴えない質感だ。それに引き換えこのモデルはギアも含め全てメタル製とあって質感は申し分ない。強いて注文をつけるとすれば尾翼 ロゴの線がやや細い点か。DC-10も含めStarJetsやこれまた今は無きInflight500のモデルはヘルパのとは比べ物にならないほど造形が 良かった。それだけに残念だ。
アメリカン航空も2000年代までは3発機がたくさんいた。背中に大砲のようなエンジンを積んだ姿はなかなか格好良く迫力満点だ。LAX(ロサンゼルス空港)80年代~90年代の古いDVD作品の映像を見ると、DC-10やMD-11のオンパレードだ。なのになぜかモデルには恵まれていない。もちろんヘルパのOGモデルでは存在するが、NG以降のアメリカン航空DC-10は存在すらしないようだ。
これでアメリカン航空はイーグルを含め全11機コレクションできた。見れば見るほどベアメタルボディの格好良さが分かる。コレクションに念願の3発機が加えることができて良かった。
今回入手したMD-11は今やレジェンドメーカーとなった古いStarJets製だ。当時のヘルパ製のものは、ボディはポリッシュ加工されておらず、尾翼 もプラ製とあってなんだか冴えない質感だ。それに引き換えこのモデルはギアも含め全てメタル製とあって質感は申し分ない。強いて注文をつけるとすれば尾翼 ロゴの線がやや細い点か。DC-10も含めStarJetsやこれまた今は無きInflight500のモデルはヘルパのとは比べ物にならないほど造形が 良かった。それだけに残念だ。
アメリカン航空も2000年代までは3発機がたくさんいた。背中に大砲のようなエンジンを積んだ姿はなかなか格好良く迫力満点だ。LAX(ロサンゼルス空港)80年代~90年代の古いDVD作品の映像を見ると、DC-10やMD-11のオンパレードだ。なのになぜかモデルには恵まれていない。もちろんヘルパのOGモデルでは存在するが、NG以降のアメリカン航空DC-10は存在すらしないようだ。
これでアメリカン航空はイーグルを含め全11機コレクションできた。見れば見るほどベアメタルボディの格好良さが分かる。コレクションに念願の3発機が加えることができて良かった。
2015/02/16
KIXで見られるエアライン 2015.2.14
久々に関空へ実機を捕らえに行ってみた。泉南沖で西よりの風が卓越していることを確認してから出かけた。天候が下り坂の時など東よりの風が吹いている時は、展望ホールとは逆からの進入になり満足に着陸機が見られないからである。天気は良くスポッティングには申し分なかった。
現地に着いたのが11時過ぎということもあり、午前の出発ラッシュは見逃してしまった。
ちょうどこの時期、中国では春節の長期休暇である。ターミナルビルの中は半数が中国語を話す人かと思うほどだった。もちろん中国本土だけでなく台湾、香港 などからの観光客も多いのだろう。関空はアジアのゲートウエイと謳ってるだけあって、アジアのエアラインのバリエーションは多い。中でも中国のエアライン は近年飛躍的に増えているように思う。
あまりスポッターのいない展望ホール1階北側はちょっとした穴場かも知れない。第1滑走路へ着陸する直前の姿を前から(写真最後の2枚)崇められる。キャセイ・パシフィック航空B777-300ERはやはり関空の定番だ。し かしB747が見られなくなったのは寂しい。そして海上保安庁のサーブ340が第2滑走路上空を北上した後、右へ急旋回して第1滑走路へ着陸したのは驚い た。これは意外な発見だった。
現地に着いたのが11時過ぎということもあり、午前の出発ラッシュは見逃してしまった。
ちょうどこの時期、中国では春節の長期休暇である。ターミナルビルの中は半数が中国語を話す人かと思うほどだった。もちろん中国本土だけでなく台湾、香港 などからの観光客も多いのだろう。関空はアジアのゲートウエイと謳ってるだけあって、アジアのエアラインのバリエーションは多い。中でも中国のエアライン は近年飛躍的に増えているように思う。
穏やかな昼下がりの関空第1ターミナル |
迫力のカーゴルックス・イタリアB747-400F |
マレーシア航空A330-300と春秋航空A320 |
台湾のトランス・アジア航空A330-300 |
中国のシェンチェン航空と韓国のイースター航空 |
台湾のエバー航空A330-200の離陸 |
きれいな機体デザインの香港エクスプレスA320 |
関空から撤退予定のアリタリア・イタリア航空B777-200 |
最新鋭B787-800で乗り入れるエア・インディア |
キャセイ・パシフィック航空B777-300ER |
右へ急旋回して第1滑走路へ向う海上保安庁のサーブ340 |
あまりスポッターのいない展望ホール1階北側はちょっとした穴場かも知れない。第1滑走路へ着陸する直前の姿を前から(写真最後の2枚)崇められる。キャセイ・パシフィック航空B777-300ERはやはり関空の定番だ。し かしB747が見られなくなったのは寂しい。そして海上保安庁のサーブ340が第2滑走路上空を北上した後、右へ急旋回して第1滑走路へ着陸したのは驚い た。これは意外な発見だった。
今回A380を捕獲できなかったのが残念だった。この時期は午前11:00発のタイ航空のみなので、もっと朝早くに出かけなければならない。 また北米や中東系エアラインを見られなかったのも残念。やはり日がまだまだ短いので季節を変えてまた見に行きたい。
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