マレーシアを拠点にアジアで急成長を遂げたLCCとしてあまりに有名なエアライン。アジア各地に拠点を置き日本にもエアアジアジャパンがある。そのエアアジアグループの中で国際路線を専門に展開するブランドがエアアジアXだ。国内では成田、関空、新千歳へ乗り入れている。
ところでエアアジアはどことなくイギリスのヴァージン・アトランティックと似ていることにお気づきだろうか。奇抜なプロモーション、機内インテリアの色調、機体デザイン・・・。それもそのはず両社のCEOは大変仲が良く、互いに色んなインスピレーションを与え合っているという。ヴァージン・アトランティックのCEO、リチャード・ブランソンは音楽レーベル「ヴァージン・レコード」で起業、一方エアアジアのCEO、トニー・フェルナンデスはワーナーミュージック出身だという。どちらも音楽畑出身の実業家である。いろんな共通点があるのもうなずける。
さてモデルは価格的にすっかり高級モデルとなってしまったsky500からリリースされたもの。オークションで格安で入手できたのが幸いだ。モデルとしてちょっとマニアックなので競ることもなく落札できた。この機は機体全面に世界の都市が描かれている。東京タワーもしっかり描かれている。主翼のある中央付近にはマレーシアのシンボルとなった「ペトロナスタワー」がしっかり少し大きめに描かれている。白の機体をベースに世界の都市のシルエットを赤で描き、そのまま地平線が機体底部の赤塗装へと連続する秀逸なデザインだ。
急成長するLCCは世界を席巻しつつある。モデルの世界でもバリエーションが増えてきているので今後のリリースにも期待が膨らむ。
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