しかし滑走路は立派に2本あり、一方は大型機用の3000m、もう一方は小型機用の1800mである。地域空港とは言えB777-300から小型のコミューターまで、見られる機体のバリエーションは豊富だ。そんな中、伊丹の大きな特長である2大エアラインのターボプロップ機について紹介しよう。
最もよく見られるのがこのANAのボンバルディアQ400だ。スマートな機体とANAのトリトン塗装がよく似合っている。滑走路は大半が短い1800mを利用しているが、時々長い3000mへの着陸も見られるので、伊丹スカイパークや千里川から至近距離で見られるチャンスもある。1時間も居ればほぼ確実に複数の離着陸が見られる。ジェット機の発着数制限が厳しいこの空港では、小回りのきくQ400は大活躍だ。数こそ少数だが日本エアコミューターのJAL塗装も見られる。
もうひとつが日本エアコミューターのSaab340だ。こちらは見られるチャンスは少ない。しかも機体が小さいので伊丹スカイパークからは満足に楽しめない。ただこちらも長い3000m滑走路への着陸もあるので、運が良ければ至近距離で見ることができる。現在は出雲便と但馬便だけの運用のようだ。後者は兵庫県内で完結している珍しい路線でもある。
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