2015/04/04

ナイジェリアの今のスター☆アリクエアA340-300

アフリカ最大の都市ナイジェリアの首都ラゴスに本拠地をおくアリクエア。ナイジェリアにもかつてはナショナル・フラッグであるナイジェリア航空があった。しかし財政難によりヴァージングループ出資のもとヴァージン・ナイジェリアとして運行を継続。その後ヴァージンが撤退し、今は社名も変更し見る影もないほどに縮小した。そんな中2004年にできた新興エアラインであるアリクエアは今や同国の航空需要の半数のシェアを占めるまでになり、事実上ナイジェリア最大のエアラインにまで発展した。アフリカ大陸で最も成長著しいエアラインとも言われている。
さて今回入手したのはこのアリクエアの4発エアバス機、A340-300である。これはヘルパが会員向けにリリースしたクラブモデルなので製造ロッド数は少なくレアモデルだ。たまたま行き着けの専門店で本店からの在庫を入荷していたのを見つけ購入できた。やはり値段は高い(sky500の新製品並)。
アフリカの他のエアラインにも言えるが、どこもデザインセンスは秀逸だ。中央アフリカ地方の現地民族の衣装などを見れば、色鮮やかでセンスを感じる。こういったセンスが機体デザインにも表れているのだろう。アリクエアの塗装はボディーの白を除けばたった2色だ。でも2色というのはもっともメリハリを効かせ、ダイナミックに表現できる最大色とも言える。これよりも色が多ければ少々うるさくなり、メリハリもぼやけてしまう。えんじ色と紺のツートンがやわらなか波を描くように機体を流れ、尾翼も同じトーンでデザインされている。社名とロゴとはやや控えめにさりげなく配されている。同エアラインは今後も機材を増やしていくようで、あのB747-8iも発注中なのだとか。今後のモデルにも期待したい。

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