2014/10/28

2機目の新鶴丸JALの最大機B777!やっと入手!

現在のJAL最大の機種はB777だ。現行塗装での1/500モデル化はホーガン製のB777-300のみ。アーク塗装機はB777-300ERがリリースされていてこちらは入手済だが、新鶴丸機はB787しか持っていなく、ちょっと孤立した存在だった。最近JAL企画からB737-800とB767-300の2機種がリリースされた。しかしたまたまオークションでこのB777が割安で入手できそうなチャンスがあったのでもちろんこっちが先決!どのエアラインも大型機からコレクションするのが基本理念にしている。今回の入手でJALおよびそのグループのモデルは全8機。アーク塗装や旧鶴丸の中で新鶴丸が少しシェアを伸ばしたというところか。
純白に近い機体にシンプルなロゴタイプと尾翼の鶴丸。世界のエアラインの中でも機体デザインのシンプルさはトップレベルだろう。しかしこのシンプルさはB777-300の機体の長さや太さを引き立ててくれる。実機を見ると目の錯覚なのかANAの同型機よりも巨大に見える。そして何といっても尾翼の鶴丸はやはりブランド力がある。JAL再生と同時によくぞ初心に戻り鶴丸を復活させてくれたと思う。鳥をモチーフにしたマークを掲げる世界のエアラインには老舗が多い。そういえばヨーロッパの代表格ルフトハンザも鶴丸だ。いつまでも鶴を飛ばし続けて欲しいと思う。

2014/10/25

ひさびさの日本機!スカイマークA330-300

今年は何かと話題にのぼったスカイマークのA330がクロスウイング企画で商品化された。国内エアラインの1/500モデルは全て航空会社企画か専門店企画の商品しかない。ここ最近、ヘルパを含めアベノミクス効果と中国の人件費高騰のあおりを受け値上がりが著しい。航空会社ブランドの商品の一部は異常なまでの高騰を見せている。そんな中今回のスカイマークは良心的な価格設定なのかも知れない。
スカイマークと言えば昨年まで超強気の成長戦略で進んでいた。ところが今年になり一転、A380の支払いが困難な状況と判断され、エアバス社との間で契約破棄されたことは記憶に新しい。しかし多くの国内LCCが大手傘下での運営となっている中、唯一ともいうべく独立系を貫き通していることは評価できる。日本の航空業界におけるそんなスカイマークの存在意義を強調する精神は好感が持てる。
さて、A330型機は現在世界で最も普及した中・大型機と言えるだろう。日本ではこのクラスの旅客機は長年ボーイング社の独占だったためこれまで皆無だった。世界から見れば不可思議なまでの市場だ。そんな状況を破ったのも独立系を貫くスカイマークだ。A380騒動で暗いニュースが飛び交う中、A330の就航は明るい話題だ。1992年に初飛行して以来22年ぶりに日本の空を飛ぶことになったスカイマークA330は日本のLCCの未来をも背負っている。

2014/10/19

コレクション初!中国南方航空を掘り出し物で入手!

航空機モデルを集めるにあたり中古品探しは必須である。そんな中でいかに掘り出し物を探し当てるかがコレクションの数を左右する。もちろん際限なく予算があればeBayなどを駆使すればいくらでも集まるだろうが、一般コレクターにとってそうはいかない。
掘り出し物は中古品を扱う店によってその価格設定はまちまちだ。レアモノにプレミアをしっかり上乗せしてくる店もあれば、箱やスタンドなど付属的なものに欠品や不備があるだけで数百円のジャンク品扱いになる場合まで様々だ。今回は後者。箱にテーピングがあり、機体の一部にわずかな塗装浮きが見られるのみだが、信じられないほどのジャンク価格だった。
さて、中国南方航空は現在はスカイチームの一員だが、モデルはリリース年が古いのでまだロゴのない頃の姿。今となっては珍しい機体のチートラインが少しレトロな印象にさせる。ちなみに尾翼のロゴマークは同社が本拠地を置く広州市の花を表している。中国の南西部や台湾などで見られる高木で、春になると赤い花を咲かせるそうだ。いずれにせよラッキーな追加コレクションとなった。

往年の小型機2種!

今回中古品だが少し珍しい2機を入手できた。

【ニュージーランド航空 B737-200】
かつて短距離路線の主力だったB737-200。いわゆる第1世代目の737だ。今はA320がこの代替機として活躍しているニュージーランド航空だが、モデル機は新塗装とスターアライアンスのロゴを纏った頃の勇姿だ。短い胴体のずんぐりとした胴体からミニジャンボの愛称でも呼ばれた。ニュージーランド航空は機体の特別ペイントが盛んで、モデルも特別塗装機が多い。意外にも標準塗装はモデル化に恵まれず、機種にかかわらず入手困難となっている。
既に持っているB747-400と今回のB737-200の標準塗装2機をコレクションに加えることができたのは大きい。近年また塗装変更が進んでいるので、こちらは現在の主力機であるB777やB787などをコレクションしたい。

【ノースウエスト航空 Avro RJ85】
日本ではなかなかお目にかかれなかったイギリス製の珍しい高翼4発小型旅客機である。極めて低騒音でかつ高い離着陸性能が自慢で、ここにターゲットを絞ることで差別化に成功している。騒音問題にシビアな欧州の地方空港発着便を中心に世界ではまだまだ活躍している。ノースウエスト航空と言えばデルタ航空と合併するまで日本でもおなじみのビッグキャリアであった。それだけにこのような小型のリージョナル機は目新しく感じる。見るからに機動能力が高そうな戦闘機のようなフォルムは他の旅客機とは明らかに異なる印象だ。いくら低騒音が自慢でも例えばエンジンの発数制限のある伊丹空港での離着陸はアウトなのだろうか?滑走路も短い日本の地方空港こそ、この機の活躍の舞台はあったはずなのにと思う。

2014/10/13

ヘルパ1/500 2015.1-2月のリリース予定について

今回のリリースは数としては少なめだが、ここ最近のリリースと違う傾向が出ていて興味深い。
特に個人的にはまだコレクションにない航空会社、機種があるため要チェックの月となりそうだ。


これまで定番的だったヨーロッパは少なめで、相対的にアジアが台頭している。
ただアフリカが皆無なのは少し残念だ。
中国国際航空のB747-8iはロールアウトして間もない超目玉モデルだ!
また高麗航空は前回のIL-62が最初で最後のリリースかと確信していたが、
まさかまさかの機種違いの再リリースである。
商品化が難しいであろうというのは勝手な憶測かも知れない。
しかもドイツと北朝鮮は比較的良好な関係なのも関係しているだろう。

以下に今回のリリース(1/500の機体モデルのみ)の中からコレクションに加えたいもの、
そうでないものをリスト化してみた。あくまで主観なのでよろしくお願いします。
ヘルパ1/500 2015.1-2月のリリース予定 欲しいものリスト

2014/10/12

☆1/500モデル化を期待したい飛行機☆

1/500ダイキャストモデルプレーンの世界は今やヘルパの寡占状態である。
それゆえ、複数のメーカーが満遍なくシェアし合う1/400の世界と比べると
モデル化される航空会社や機体に偏りが表れるのも事実だ。
また機内専用モデル(インフライトモデル)と呼ばれる商品はかつてより1/500が主流で、
航空会社が自社ブランドでの企画商品以外認めないケースも散見される。
これは特にアジアの航空会社に多く見られる傾向がある。

市販モデル化には機体メーカー、航空会社などいくつかの権利が発生する。
これらのロイヤリティーを全てクリアして初めて商品化が実現する。
そのためヘルパ社との関係が芳しくない機体メーカーや航空会社があれば、
そのモデルは事実上1/500の世界でリリースされないということになる。
真相は不明だが数年前にヘルパがリリースを予定していた大韓航空のA380が、
リリース予定の発表後に突如キャンセルになったことや、
最近ではウラジオストックエアーのTu-204もキャンセルになっている。
こういった航空会社はこの先ヘルパがリリースする可能性はかなり低い。

色んな事情があるあるにはあるだろうが、
ここでは個人的に1/500でモデル化をぜひとも実現して欲しいものをリスト化してみた。
もちろんヘルパ社以外からのリリースも含めてである。

1/500モデル化を期待したいリスト
クリックするとPDFで見られます

2014/10/11

懐かしい人には懐かしい!?中国民航機!

1988年に分割民営化されるまで日本でもおなじみだった中国民航。
個人的には当時空港に疎遠な場所に住んでいたため全く記憶にない。
でもこのこののB747SPは当時を知る人にとってはなじみ深いようで、
各スケールのコレクションモデルもリリースされると話題になったようだ。
中国民航のモデルは今回のこれが初めて。
B747SPという意味でも今後レアにあるだろうと思い購入した。
ショップにはずっと以前から飾られていたのを覚えているが、
なかなかいざ店に行くと他の新製品に目移りしてしまうのがオチ。
今回いろいろ吟味した結果、もしこれが売れてしまい目にすることがなくなると、
今後ヘルパが同一のリリースをする可能性が低いと判断した。

実モデルを手にとって見せてもらうと、
ショーウインドウ越しに見る以上にいい質感だった。
それにしてもB747SPは滑稽なまでの傑作機だ!
他のB747シリーズと比べて垂直尾翼が少しだけ大きい。
尾翼はまさにエアラインの顔なのでモデルとしても魅力だ。
ただ中国民航のデザインは当時の共産主義国がそうであったように、
国旗をあしらっているだけのシンプルなもの。
ただ当時流行のチートライン(機体の2本のブルーライン)が全体を引き締めている。
イランやイエメンのB747SPも退役する前にぜひリリースして欲しいものだ。

初めてのアエロフロート新塗装機!

アエロフロート・ロシア航空のモデルは既に3機(IL-96、IL-76、AN-124)持ってるが、
現在の塗装機は未だにコレクションになかった。
最近もヘルパからソチ五輪塗装のA320やB777-300ERが発売されたが、
どうもアエロフロートらしくない機材という判断で見送っていた。
そんな折、たまたまオークションでTu-134Aの新塗装機が出ていた。
小型機ながらロシア(ソ連)機ということもあり割安で入手。
モデル自体は格安でも通販の場合送料を合算した額で見るので割安といったところだ。
モデルとなったTu-134Aという機材は2008年にアエロフロートから退役し、
翌年には全てA320など小型西側機材に置き換わった。
現在ロシア製の旅客機材はもうIL-96くらいかと思う。
ソ連時代の機材に現在的なデザインを施された姿はどこか新しさを感じる。
「らしい」機材という意味でお気に入りの一品である。