クロスウイングが最新のカタログを発行した。各スケール、メーカー毎のカラー刷りA4サイズで郵送されてきた。もちろんショップに行けば誰でももらえるらしい。
さて、その中で1/500スケールでの注目は、クロスウイング企画でHogan製の「ピーチ」である。これまで1/400や1/200ではモデル化されてきたが、この手のエアラインは1/500ではまず出ないと思っていた。しかし最近ではスカイマークA330もモデル化され今回のピーチだ。少し前のブログ記事で、モデル化希望リストを掲載した。その中でもリストアップしていたのでなおさらびっくりである。
1/500の世界では現在はsky500を除けば事実上ヘルパの独占だ。欧州の企業なので当然モデル化も欧州が中心になってくる。今回のようにショップ企画で様々なモデルをリリースしてもらえるのはありがたいし、日本におけるコレクターの層を厚くする上でも大変重要だ。モデルはHogan製ということでクオリティ的にはヘルパと同一となりそうだ。現在ヘルパを含め1/500モデルの大半は、中国広東省の経済特区シェンチェン(香港から近い)にあるHoganの製造拠点で委託生産のような形をとって作られているようだ。要するにモデル化する上で最も資金のかかるのは金型製造だ。かつて存在したStarJetsやInflight500などのメーカーも含め、色んな機種の金型が現在シェンチェンに集まっていると考えられる。そしてここの人手を使い先進国では実現不可能なコストで生産されているようだ。
今回のモデルはクロスウイング企画Hogan製だ。前回のスカイマークはHogan製をうたっていなかった。生産会社(Hoganではないが事実上Hoganの傘下)との直接取引か、Hoganを窓口にした取引きかの違いだろうか。いずれにせよA320にしては高額ではあるがうれしいニュースである。
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