2014/12/27

英国老舗エアラインの最新鋭☆ドリームライナー

ブリティッシュ・エアウエイズは少し前まで日本では英国航空と呼ばれていた。最近ではトルコ航空がターキッシュと変更しているように、英語読みをそのまま持ち込もうとする動きがあるようだ。国際時代にその動きは歓迎してもいいのだが、なぜか英国という響きにある独特のブランドだけは捨てがたい。今でも「英国フェア」など漢字表記が好まれるのも事実だ。
さて、このモデルはヘルパから2013年にリリースされたもの。これもまた中古ショップで格安で入手できた。ブリティッシュ・エアウエイズは欧州では珍しくA380以外の全ての大型機をボーイング製が占める。ドリームライナーはB767-300やB777-200の後継機として選定されたのだろう。同社は世界中に多くの就航路線を持っており、全てが採算の良い路線とは限らない。またこのような大手エアラインの路線ともなると簡単に廃止することもできない。このドリームライナーはそんな微妙な路線にとって救世主的な存在だ。このクラスの機は他の欧州エアラインなら多くがA330を採用しているので、この地域では少しばかり異彩を放っていると言える。
歴史ある古い英国と最新鋭のドリームライナー。今の機体デザインとマッチしているが、深い紺色が特徴だった前塗装バージョンも見てみたかったように思う。いずれにしてもB787は延長型を含め結構な発注をかけているので、間違いなく今後の主力級になっていくだろう。新時代の「英国航空」の代表モデルとして眺めて楽しみたい。

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