2014/12/20

アフリカのトップエアライン☆南アフリカ航空A340-600!

アフリカ系エアラインはリリースが少ない。これは今も昔もそうである。しかし個人的には最近ちょっとずつアフリカ系のコレクションが充実してきた。意識的に探しているのか、偶発的な巡り会わせか分からないが、いずれにしてもいいことだ
さて今回入手できたのはA340-600というとても長く見える機種である。海外のフォーラムに目を通すと、しばしばこの機種の話題が登場する。そして「この世で最も美しい機体」とも評されている。そう、B747-8が登場するまで世界最長を誇る長くスマートな機体であった。
南アフリカはイギリス連邦を代表する国である。すなわち就航先として最も重要視されるのは伝統的にイギリスである。同様にシンガポール航空やかつてイギリス連邦だった香港のキャセイパシフィック航空などイギリスから遠く離れたイギリス連邦系のエアラインを見るとおよそ共通点がある。それはいずれも4発の大型機を多数保有していること。これらの航空会社はそもそもの使命が自国とイギリスを結ぶことにある。必然的に長距離路線を持つことになり、昔から長距離向けの大型機の導入に積極的だった。そのひとつがA340-600であろう。かつて洋上の長距離飛行にはフェイルセーフの観点からエンジンの発数が3発以上でなければならなかった。その名残でこのような4発機を多数保有してきる。
そしてもうひとつ、イギリスへの長距離路線を運行させるノウハウの蓄積から、いずれもワールドワイドなエアラインになり得たことである。南アフリカ航空もおそらくアフリカ最大の規模を誇る老舗エアラインだ。機体デザインはシンプルながら側面のロゴタイプやカラーリングなど品がある。尾翼は国旗をベースにしつつ太陽などアフリカンテイストをいくつか織り交ぜユニークにしている。いずれにしてもこのA340-600はそう先が長くはないだろう。記憶に残すモデルにしたい。

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