少し前までトルコ航空が正式な日本での名称だったが、いつのまにかこのような英表記の読みに変更されたようだ。最近どんどん日本独自の読み方というのが失われていっているようだ。グローバル社会において英語読みを採用するというのには一理あるが、日本語独特のニュアンスや音が失われていくのは少し寂しい気もする。
さて今回入手したのは発売されたばかりのヘルパ製のモデルだ。ターキッシュ エアラインズの最新塗装のB777-300ERの標準塗装である。この塗装自体は2008年頃に施されたものだが、近年尾翼の鶴のマークの表現方法が変わった。鶴を取り囲む円が大きくはみ出すようなダイナミックなデザインとなった。この手の表現方法は最近のエアラインにおいて流行のようである。ターキッシュ エアラインズは中東のビッグ4とも言われる成長を遂げている。エミレーツ、カタール、エティハドのビッグ3にその規模で肩を並べようとしている。また最近のニュースによるとA380を10機程度発注することを検討しているようだ。まさにビッグ4だ。
しかしデザインという観点から見ると、他の中東ビッグ3と比べて保守的なイメージがある。2008年以前の旧塗装の時代から基本デザインは変わっていない。白と赤をベースにまじめなデザインを貫いている印象だ。 まさにトルコが中東の中立国として君臨しているのを象徴するかのような落ち着いたデザインである。
今回のこのモデル、同エアライン初コレクションとなった。B777-300ERを狙っていたのでやっとである。中東の親日国トルコと日本とは共通点も多い。そういえばこのマークもまたJALと同様「鶴丸」である。
0 件のコメント:
コメントを投稿