2013/12/31
デルタ航空 B747-400
順番から言えばB747-300だが以前にスイス航空で紹介(現在1機しかモデルを所有していない為)したので、現在のジャンボ機ともいうべき-400を紹介する。見た目こそ-300と大差はないが、-400はハイテクジャンボと言われるように中身は別物だ。所有しているモデルの中で最多を誇る個人的に一番好きな機種だ。世界中のコレクターの多くもそうだろう。米国大手航空会社のひとつとして質の高いサービスと安全を提供しているデルタ航空のジャンボ機は日本でもおなじみだ。下実機写真は関西空港にて撮影(2013年5月)
イベリア航空 B747-200
B747-100の航続距離を延ばしたのが-200型だ。見た目は747-100と違いが見出しにくいが、主翼部にも燃料タンクが備わっている。747SPは後にこの-200の改良型にとって代わる形となった。イベリア航空もスペインを代表するフラッグシップとしてジャンボ機を有していた。しかし時代の潮流とともに機体のダウンサイジングが進み、現在はA340-600が最大機だ。バレンシアオレンジと地中海の太陽を思わせる陽気なジャンボ機も今はいない。更に機体デザインの変更も進みこのデザインの機体を見られるのもあとわずかだ。
パンアメリカン航空 B747SP
ひとことで言えば短いジャンボ機!最もかわいい飛行機の一つだろう。
パンナムがローンチカスタマーとなり、北米主要都市からノンストップで東京まで飛べるジャンボ機が開発された。SPとはSpecialPaformanceの略。少しでも軽量化するために短胴化された。しかし後のジャンボ機開発にあたって短胴化は航続距離にあまり左右しないことが分かり、以後アッパーデッキは長くなる方向へ動いた。そういう意味で貴重なジャンボ機の型である。この型はパンナムが最も印象深い。実際にパンナム機として飛ぶ姿を見たことがないが、過去の栄光を記録した映像などでは必ず登場する。大きなパンナムロゴの入った優雅な尾翼がパンナム全盛期を象徴している。
パンナムがローンチカスタマーとなり、北米主要都市からノンストップで東京まで飛べるジャンボ機が開発された。SPとはSpecialPaformanceの略。少しでも軽量化するために短胴化された。しかし後のジャンボ機開発にあたって短胴化は航続距離にあまり左右しないことが分かり、以後アッパーデッキは長くなる方向へ動いた。そういう意味で貴重なジャンボ機の型である。この型はパンナムが最も印象深い。実際にパンナム機として飛ぶ姿を見たことがないが、過去の栄光を記録した映像などでは必ず登場する。大きなパンナムロゴの入った優雅な尾翼がパンナム全盛期を象徴している。
アメリカン航空 B747-100
今回から歴代のボーイング747(通称ジャンボジェット)を特集します。
まずは初代ジャンボ機である-100型。パンナム航空がローンチカスタマーとなって開発されたとも言われているが、ボーイング社にとっては次世代音速旅客機がカタチになるまでの繋ぎとしての商材だったことも確か。しかしたちまちB747-100は大ヒットし、世界中のフラッグキャリアはこぞってこれを導入し始めた。アメリカン航空はジャンボ機の導入と同時に現在まで続いた塗装デザインに変更。メタリックボディーはひときわ人目を惹いたに違いない。
まずは初代ジャンボ機である-100型。パンナム航空がローンチカスタマーとなって開発されたとも言われているが、ボーイング社にとっては次世代音速旅客機がカタチになるまでの繋ぎとしての商材だったことも確か。しかしたちまちB747-100は大ヒットし、世界中のフラッグキャリアはこぞってこれを導入し始めた。アメリカン航空はジャンボ機の導入と同時に現在まで続いた塗装デザインに変更。メタリックボディーはひときわ人目を惹いたに違いない。
2013/12/19
ヴァージン・アトランティック航空 A340-600
前回が80、90年代の姿だとすると今回は現代の姿。センセーショナルなデビューを果たしたVirginはデザインも進化し、今なおクールな人気エアラインとして君臨している。古き良き正統派の英国がブリティッシュエアウェイズだとすると、こちらはモダンな英国だ。しかし最先端の中にどこかレトロを感じさせるのは絶妙。大型機中心の国際路線専門がイメージだか、近々英国国内線も運行予定。初の小型機デザインも気になる。
2013/11/29
ヴァージン・アトランティック航空 B747-209
今回と次回はヴァージンレコードで成功を収めたリチャード・ブランソン氏によって、80年代にセンセーショナルにデビューした
VAを代表する2機材を特集!まずは1988年、ロンドン-東京線就航時にデビューした機材。モデルはsky500製だ。レジ番号がG-TKYOだ。当時としても少しレトロなデザインだが、あえて狙ったブランディング戦略だったのだろう。LCCの先駆け的存在だったが、斬新なサービスが好評で単なる格安航空会社に陥ることはなかった。様々な逆境に耐え、まもなく30年を迎える英国ナンバー2キャリアの成長期を感じさせる一品だ。
VAを代表する2機材を特集!まずは1988年、ロンドン-東京線就航時にデビューした機材。モデルはsky500製だ。レジ番号がG-TKYOだ。当時としても少しレトロなデザインだが、あえて狙ったブランディング戦略だったのだろう。LCCの先駆け的存在だったが、斬新なサービスが好評で単なる格安航空会社に陥ることはなかった。様々な逆境に耐え、まもなく30年を迎える英国ナンバー2キャリアの成長期を感じさせる一品だ。
2013/11/26
世界最大の輸送機はラ・フランス顔!
「ひこうきの顔」というブログなので、ひさびさに顔ネタ!
世界最大の量産型輸送機アントノフAN-124。この怪鳥を正面から見ると・・・なんともほほえましい顔ではないか。どこかで見覚えのあるこのフォルムは洋梨の形だ。前面開閉式なのでコックピットがアッパーにあり、はじめはB747と同様の顔だろうと想像してた。ところが思った以上にメタボな機体ゆえに独特な顔つきになったのだろう。B747がずいぶんスマートに見える。もちろん同様の顔はあの最大の輸送機AN-225に受け継がれている。一度でいいから真正面から間近で見てみたいものだ。
世界最大の量産型輸送機アントノフAN-124。この怪鳥を正面から見ると・・・なんともほほえましい顔ではないか。どこかで見覚えのあるこのフォルムは洋梨の形だ。前面開閉式なのでコックピットがアッパーにあり、はじめはB747と同様の顔だろうと想像してた。ところが思った以上にメタボな機体ゆえに独特な顔つきになったのだろう。B747がずいぶんスマートに見える。もちろん同様の顔はあの最大の輸送機AN-225に受け継がれている。一度でいいから真正面から間近で見てみたいものだ。
2013/11/19
サベナ・ベルギー航空 SE-210 Caravelle VI-N
ジェット旅客機で初めて成功したとされるのがこれ。先行したコメットが相次ぐ事故で評判を落とす中、その教訓をも活かし多くの受注と就航後の利益を生んだ。強度を高めるためにおむすび型をした窓が特徴。中 小型機で今でも引き継がれるリアジェット型の原型とも言えるだろう。ちなみにキャラベルとは帆船の1形式であるキャラベル船を指す。船同様長く活躍した。モデルで見るとちょうどDC-9程のかわいらしいサイズだ。
2013/11/13
英国欧州航空 HS.121 TRIDENT 3B
今回と次回はジェット旅客機の幕開けに登場したクラシックな第一世代ジェット旅客機シリーズ!まずは今のブリティッシュエアウェイズの前身BEAのトライデント。後に登場した名機B727のベースとも言える3発機だ。あまりにもBEA仕様だったのであまり普及はしなかった。いかにも機動性が高いように見えるが、パワー不足を補うため実は4発機だというのは驚きだ!
2013/11/12
ANAジャンボ機 伊丹空港へ里帰りフライト決定!
なんとなく予想はしていたが衝撃的なニュースだ。伊丹空港は大阪市からほど近い衛星都市に位置し立地条件は抜群によかったが、人口密集地域をローパスしながらの離着陸を強いられたため騒音公害が社会問題化していた。そこで関西空港開港を機に事実上の国内線専用空港と化して早久しい。さらに低環境負荷の観点から3発以上のジェット機の乗り入れが禁止された。現在乗り入れる最大機種はB777-300だ。さらにさらに大型機の乗り入れには厳しい枠制限などがあるため、小型機による頻発サービスへシフトしている。
・・・B747ジャンボが伊丹空港に来るというのは、多くのファンが期待するけども難しい要望だったのです。地域住民限定の感謝イベント(遊覧飛行=もしやB747で行うのか!?)などと引き換えに実現したのでしょう。
最近、伊丹空港の門限を21:30程度まで繰り下げる案が検討されている。一時は空港廃止案まで出たが、世間の多くの人は広い関空より身近な伊丹空港の利便性を高く評価している。またこの空港による地域経済への貢献度も計り知れない。航空機の性能もどんどんアップしていく中、エンジンの発数制限というのもどれほど意味を成すものか疑わしい。願わくば羽田のように伊丹も復活を遂げてほしい。
・・・B747ジャンボが伊丹空港に来るというのは、多くのファンが期待するけども難しい要望だったのです。地域住民限定の感謝イベント(遊覧飛行=もしやB747で行うのか!?)などと引き換えに実現したのでしょう。
最近、伊丹空港の門限を21:30程度まで繰り下げる案が検討されている。一時は空港廃止案まで出たが、世間の多くの人は広い関空より身近な伊丹空港の利便性を高く評価している。またこの空港による地域経済への貢献度も計り知れない。航空機の性能もどんどんアップしていく中、エンジンの発数制限というのもどれほど意味を成すものか疑わしい。願わくば羽田のように伊丹も復活を遂げてほしい。
2013/11/11
ベトナム航空 A330-200
A330-200続き第3弾!アオザイをイメージした優美なデザインが人気のベトナム航空。かつてのイメージを一気に変えた斬新さは特筆ものだ!一昔前までは旧ソ連製の機体が主流だったとは信じがたい変貌ぶりだ。モデルは比較的新しいヘルパ製だが、コレもアジアの航空会社ということでレアな部類(現時点で店頭で普通に並ばない)に入る。少し明るいとか暗いだけでも印象が異なってしまう難しいカラーだが、ヘルパ製のコレはとてもよくできていると思う。小ぶりな機体だがしっかり主張できる一品だ。
エバー航空(長榮航空) A330-200
A330-200続きです!台湾No.2の航空会社と言えば、このインパクトある力強いデザインのエバー航空!一般的な知名度はチャイナエアライン(中華航空)に負けるが、最近は日本でのプロモーションも積極的で存在感を増している感じだ。モデルは日系機モデルでおなじみホーガン製。1/500最大手のヘルパはここ10年ほどエバー航空は出していない。アジアの航空会社は出るだけでレアになってしまうのもこの世界。
2013/11/07
アリタリア イタリア航空 A330-200
おなじみイタリアらしいデザインのアリタリア。かつては747も保有していたが、今はB777-200が最大機だ。リージョナル機を除けば777以外は全てエアバス機。A330は特に欧州の航空会社ではポピュラーだ。それにしてもアリタリアは一目見るや某スーパーマーケットを思い浮かべてしまう。カラーはもちろんデザインまでもがそっくりだから…。
2013/10/28
日本航空 B787-800
つい最近、時期機体更新にあたりエアバス社A350の採用を決定したJALだが、現在の最新鋭機といえばB787。サイズ的にはB767-300といったところだ。機体が思った以上に太いのでB777-200の方が近いかもしれない。形状的な一番の特徴はなんといっても主翼。独特な弓なりの翼はB747-8にも採用されているそうだが、日本ではなかなかお目にかかれないのが残念。いずれにせよ今後の主流になり得るのかはボーイング社の営業努力次第かもしれない。下実機写真は関西空港にて撮影(2013年5月)
2013/10/22
トランスカリビアン航空 DC-8-61CF
今はなきStarJetsの製品。ギアも含めメタル製でとてもクオリティが高い。現在は残念ながらわずかな在庫を残すのみだ。DC-8は今のワイドボディ機にはないスリムさが特徴。ナローボディながら当時はジャンボ機と言われていた。なかでも-61と63は長胴タイプで特に長さが際立っていた。第一世代ジェット旅客機でありながら、低騒音型エンジンへの改良などで2000年代まで世界中で見られたが、B767などの2発ジェット機の普及により押しやられ、現在はその勇姿は見られなくなった。長期間活躍した名機だ。
2013/10/16
ディーテンホーフェンからの手紙
コレクションのひとつの車輪が紛失した件で、ヘルパ社からパーツを送ってくれるとの返事があってから1週間。予想以上にしっかりとした梱包の封書が届いた。紛失したのはノーズギアの片輪だけだが、手書きのスマイルマークによろしくとサインされたシールが貼られたビニールに、ノーズギアが2組も入っていた。一気にスペアの車輪が4つも増えたことになる!封書にはへルパのカタログも同封されていた。模型を大切にするドイツならではのサポート、ちょっと心あたたまるサプライズにまたまた感動させられた。
そもそも最初の相談で、大切にしているコレクションをまた復活させて飾りたい想いをしっかり伝えた。お礼の手紙を出そうと思う。
そもそも最初の相談で、大切にしているコレクションをまた復活させて飾りたい想いをしっかり伝えた。お礼の手紙を出そうと思う。
2013/10/10
JALがA350を導入!
何ヶ月が前にエアバス社の広報が「エアバス機が近いうちに日本の空にも飛ぶことになるでしょう」とコメントしていたのを何かで見た。まさにこのことだったのか。てっきりスカイマークのA380のことかと思っていた。ボーイング1社に依存するリスクを融資先から指摘されてきたということらしいが、ファンからするとバリエーションが増えるのは楽しみだ。ブリティッシュ・エアウェイズ、デルタに続き最後のボーイング砦を破ったと、フランス紙が伝えている。この勢いでボーイング社からはぜひB747-8Iを導入してもらいたいものだ。
※写真:エアバス社
※写真:エアバス社
ヘルパ社の対応に感動
いまあるコレクションの中に、ノーズギアの車輪が片方だけ欠損しているものがある。機体についてはここで改めて紹介するとして、IL-62の前輪はかなり小さい。海外から取り寄せたモノだけにどの時点で欠損したかは定かでない。後輪のひとつも緩かったのか脱落していたが、ケース内にすぐに発見できたのでセーフ!
小さな車輪ひとつなんかパーツとして流通するわけがなく途方にくれていたところ、まずはダメ元でヘルパ社のカスタマーサポートへ英文メールで相談した。3名の顔写真入りで電話番号と異なるメールアドレスが記されていた。返信は期待していなかったので、車輪口径が近い機種(東アフリカ航空VC-10 / テキサスインターナショナルMD-9)を部品取り犠牲になってもらい挑戦。するとなんということか、厳密に口径が合っていないため、はめ込みに手間取り結果として作業中にどこかへ飛ばし紛失!でも大事なコレクションからこれ以上の犠牲は出せない。潔くあきらめる決心をした。
2週間後、ヘルパからメールが届いていた。なんと「休暇中で返事が遅くなりすみません。車輪は住所を知らせてもらえれば送ります。しかも無料で結構です。」と!送ってもらえることはもちろんうれしいが、親身に相談に応えてくれるヘルパ社のボリシーに何より感動しました。
ちなみに車輪が紛失した機体は、北朝鮮の「高麗航空 IL-62」という今では入手困難な一品。
小さな車輪ひとつなんかパーツとして流通するわけがなく途方にくれていたところ、まずはダメ元でヘルパ社のカスタマーサポートへ英文メールで相談した。3名の顔写真入りで電話番号と異なるメールアドレスが記されていた。返信は期待していなかったので、車輪口径が近い機種(東アフリカ航空VC-10 / テキサスインターナショナルMD-9)を部品取り犠牲になってもらい挑戦。するとなんということか、厳密に口径が合っていないため、はめ込みに手間取り結果として作業中にどこかへ飛ばし紛失!でも大事なコレクションからこれ以上の犠牲は出せない。潔くあきらめる決心をした。
2週間後、ヘルパからメールが届いていた。なんと「休暇中で返事が遅くなりすみません。車輪は住所を知らせてもらえれば送ります。しかも無料で結構です。」と!送ってもらえることはもちろんうれしいが、親身に相談に応えてくれるヘルパ社のボリシーに何より感動しました。
ちなみに車輪が紛失した機体は、北朝鮮の「高麗航空 IL-62」という今では入手困難な一品。
2013/10/06
B747とA380の顔のちがい!
現在の旅客機のツートップと言えばB747とA380だろう。もちろん実際の就航数で言えばB767、777、A320、330が牽引役だろうが・・・。さてこの2種類の機体の真正面から見た顔であるが全く印象が違う。おなじみB747はひとことで言えばゆるい卵型。目にあたるコックピットのウインドウはアッパーデッキ側にあるので高い位置だ。一方A380は一般の機体と操縦互換性を高めることを優先して設計されたためコックピットは低い位置にある。顔の形は完全な楕円形だ。どことなく癒されるB747に対しちょっと無表情なすまし顔のA380。また見る位置の違いによっても印象が大きく変化するのもおもしろい。あなたはどちらが好みですか?
スイス航空 B747-300
スイス航空も昔から日本に就航している馴染みのエアラインだけど、スイス航空は一度破産している。現在のはスイス国際航空だ。欧州にたくさん存在した航空会社の多くが近年に姿を消しエールフランス&KLMかルフトハンザの傘下で名前を変えて再建している。フラッグに赤十字はジャンボ機が似合う。747-300はいわゆるクラシックジャンボだが、形状は現在の747-400とほぼ同じだ。機体腹部がメタリックなのがなかなかシブい。
大韓航空 B777-300
日本で見られる水色の機体と言えば大韓航空とKLM。中でも大韓航空は数多く見られる昔から馴染みのエアラインだ。KLMの時も同じことを書いたように思うが、ジャンボ機や777などの大型機はこの水色が似合う。迫力を感じさせる相乗効果があるのか、他社の同型機よりも大きく見えるのはなぜだろう?そろそろ塗装変更もあるかも知れないが、いつまでも日本の空に大型機を飛ばし続けて欲しい。
2013/09/30
ハワイアン航空 L1011
80〜90年代に流行った3発ジェット機の代表格がこれ!「ロッキード エルテンイレブン」と言われるワイドボディ機だ。最大の競合機とされるDC10と比べて機動性が高いと言われている。日本ではあのロッキード疑惑の引き金にもなった有名な機体だが、現在就航させている航空会社はない。太洋路線でも2発機で就航できる今日、もはや過去の遺産となった。模型としてはなかなかシブい。
2013/09/25
全日本空輸 B777-300ER
JALと並び日本のツートップと言えばANA。国内線に限ればJALを凌ぐシェアだ。しかしこちらも来年2014年春をもってB747が退役する。国内の旅客機で最大はこのB777-300となる。ANAではトリプルセブンの愛称で呼ばれている。機体の長さゆえにとてもスマートな機体だ。まさにボーイング大型機の雄。これからのフラッグシップだ。
2013/09/22
日本アジア航空 DC-8-53
今回もダグラス機続きで、これまた世界中で90年代まで第一線で活躍した名機。DC-9が短距離・小型に対し、こちらは大陸間航路向けの大型機だ。特に太洋を飛ぶ航路では途中に着陸施設がないため、リスク回避を考慮しエンジン3発以上の機体に限られた。4発機=国際線というわけだ。東亜国内航空が国際路線進出のため社名変更し投入したDC-8。今はその社名もなくなったが輝かしい時代がしのばれる。
トランス・ワールド航空 DC-9
小型ジェット機の元祖とも言える機体。1/500ではとにかく小さい。というよりかわいらしい!基本的なスタイルは変わらず、ダグラス社のDC-9は、マクドネル・ダグラス社のMD-80、90シリーズへ、さらにボーイングB717へと機体メーカーの吸収合併に伴い名前も変えながらロングセラーとなった。今でもこのシリーズは世界各地の短距離路線で活躍中。日本では今年JALのMD-90が惜しまれながら退役した。
2013/09/20
エールフランス B747-400
続いてエールフランス。こちらは現在もなお第一線で活躍するジャンボ機だ。近年は徐々に数を減らし、A380やB777などへと移行しつつある。今後もエアバス社のお膝元の国だけあり、B747を使用する路線はA380などへと置き換えられていきそうだ。日本路線では見られないだけに影が薄いが、世界的にはまだまだジャンボ機の多いキャリアのひとつになる。
エールフランス コンコルド
あまりにも有名な飛行機。日本でもこの名前を知らない人は少ないでしょう。エールフランスとブリティッシュエアウェイズの2社だけが就航実績を持つ実はレアな機体なんです。コンコルドという名前はフランス語。2国で共同開発されたというものの、イメージはフランスが強い。だからかエールフランスのコンコルドは模型でも入手しにくい。伊丹空港内のショップでたまたま見つけ購入。他のコレクションの機体と比べて群を抜いて異質なのが分かる。ベタだけど押さえておきたい一品だ。
2013/09/19
コレクターのはじまり
航空機でもミニカーでもコレクターと言われる人がいるがその定義はあいまいだ。1/500の旅客機を集め始めて最初のコレクションケースが一杯になった頃、わずか7機ですが、コレクターを自覚した。またこの頃から模型でも一番美しいと思うB747を中心に集めようと思った。存在する全てのB747を集めたいほど。でも実際にはボーイングやエアバスの各機種をはじめ、往年の名機も含めバランスよく集めたい。もうすぐ50機。ビッチをあげてアップしていかないとなかなか追いつかない!
2013/09/18
KLM オランダ航空 B747-400
コレクションの中心はもちろんB747シリーズ。日本で馴染み深い欧州キャリアとしてまず思い浮かぶのがKLMだ。B747がとてもよくに合うデザインのひとつだと思う。KLMは最新鋭の機材も積極的に導入しつつも、古参機もリニューアルしながら大切にしている。MD-11の旅客タイプを未だに保有する希少な会社だ。スカイブルーのジャンボはKLMの規模を象徴する迫力がある。
2013/09/17
カンタス オーストラリア航空 L-1048 スーパーコンステレーション
1940年代末期に登場した最後の大型レシプロエンジン機。この直後から大型機はジェット機の時代に入った。まず見た目のユニークさは特筆もんだ。垂直尾翼がビラビラと3枚もついていて、航続距離延長のために主翼の先に予備の燃料タンクもちょこんと付いている。欧米のどこからも遠いオーストラリアなどの航路開拓に一役を買ったんだろう。今も観光飛行で現役機がいるというから驚きだ。
2013/09/16
日本航空 B747-100SUD
最初に買った日航機がこれ。日航機モデルは現在、各航空会社の系列会社によるオリジナル企画商品だけなので、ヘルパやホーガンなどの一般商品と比べてかなり高価だ。だから購入にはかなり躊躇する。それでもどうしても抑えておきたかったのがこれ。初代ジャンボ機だ。入手したモデルはSUDという日本だけに存在した希少な型。2階部分を延長し事実上B747-300並のキャパシティにしたもの。鶴丸JAL全盛期の栄光を感じさせる一品だ。
マレーシア航空 A380-800
言わずと有名になった世界最大の超大型旅客機です。マレーシア航空ではこの機で新塗装を採用したが、他の機体における新塗装とはデザインが異なり、現在A380のみのデザインとなっている。模型ではさすがにダイキャストモデルだけあってずっしりと重く重厚感溢れる。それにしても主翼の幅が広くて飾る場所を困らせる一品だ。
BOAC 英国海外航空 B377
ちょっとレトロな機種です。店で見かけてずんぐりとしたそのフォルムに惚れて買いました。通称ストラトクルーザーと言われた名機で爆撃機B29がベースです。まあ50年代初頭位までの旅客機はみな世界大戦中に開発された軍用機がベースだと思います。当時はタイタニック号に代表される大西洋航路が船から飛行機へ変わる過渡期だったのでしょう。限られた人だけが乗れる飛行機の機内はとにかく豪華だったようです。プロベラ機といっても今主流のターボプロップ型ではなくプロペラの回転のみで推進力を得るレシプロ型。優雅な当時の飛行機旅行を想像させる一品です。
セスナ操縦 その5 最終
セスナ機に乗り込むと、ビデオで見たのと同じような計器類が目に飛び込んできました。とは言っても実物を目のあたりにすると、さっき見たビデオの内容なんかどこかへ行ってしまいます。正直これでも初めて見ると圧倒されてしまいます。車の運転席なんかとは格段に違います。いよいよエンジンスタートです。よく覚えていませんがこれは難なくクリアしました。ヘッドセットを付けてベルトを締めてまずはタキシングからスタートです。ここは国際空港なのでいきなり本番です。練習なんかできません。もちろん同乗してくれるベテランパイロットのミヤジさんが交信は担当してくれます。僕はただ聞いているだけでよかったです。タキシングはミヤジさんの指示で、誘導路上の白線に沿って滑走路へ進みます。地上走行時には操縦桿は使えません。左右の方向はブレーキの微調整で行います。例えば右にターンする時は右側の車輪にブレーキをかけるのです。1機前にはアメリカンかデルタがいたのでその次の離陸だと聞かされました。ところがその旅客機は滑走路端で停止し、離陸のやり直しを求めた模様です。急遽先に飛ぶことになりました。初飛行の直前に離陸に失敗する旅客機を見てしまうのはなんか不気味です。しっかり両輪にブレーキをかけ一旦停止しました。「GOサインが出たので、ハイ、スロットルを押し込んで!」。滑走路を進みだしました、「もっともっとぐぃ~と思いきり押し込んで!」。ほどなく機体が浮かび上がりました。意外にもあっけなく飛び上がったのです。ボーっとしているとすぐに左右どちらかに曲がっていきます。「それでは上昇をやめて、向こうに見えるあの高いホテルを目指して飛んでみよう」「高度計見て、少し落ちてきてるよ」「いい感じですよ」「じゃあ、今度は海岸線にできるだけ沿って飛んでみて」「旋回する時は失速に気を付けて、少しスロットルをあけながら」「水平機と高度計を見て」「慣れてきた?」「じゃあ、ちょっとアクロバティックな飛行に挑戦してみますか?」・・・・
わずかな時間だったと思うけど、結構な時間飛行していたように思いました。しなければいけないことが想像以上に多いので。「じゃあ空港に戻りましょう。着陸許可が出ました。」「そのまままっすぐ、少しずつ高度を下げて」「ハイウエイを越したらぐっと高度を下げて、滑走路のセンターラインに降りましょう」「少しくらいバーンと降りて大丈夫!その程度で壊れませんからね」・・・そんなやり取りの中無事に帰還。なんともすがすがしい体験でした。事務所に戻るとかなり素質があるのでライセンス取得を考えませんか?と誘われました。一応パンフレットだけ頂いて帰りました。まさか、社員旅行でこんな体験をこっそりできて大満足です。後に同僚に驚かれたのは言うまでもありません。
ちなみにこの時操縦したのは現在不動となってしまっている登録番号N5252Rの機材で、ミクロネシア航空ではこれを復活させるための企画をやっているようです。下記サイト参照。
わずかな時間だったと思うけど、結構な時間飛行していたように思いました。しなければいけないことが想像以上に多いので。「じゃあ空港に戻りましょう。着陸許可が出ました。」「そのまままっすぐ、少しずつ高度を下げて」「ハイウエイを越したらぐっと高度を下げて、滑走路のセンターラインに降りましょう」「少しくらいバーンと降りて大丈夫!その程度で壊れませんからね」・・・そんなやり取りの中無事に帰還。なんともすがすがしい体験でした。事務所に戻るとかなり素質があるのでライセンス取得を考えませんか?と誘われました。一応パンフレットだけ頂いて帰りました。まさか、社員旅行でこんな体験をこっそりできて大満足です。後に同僚に驚かれたのは言うまでもありません。
ちなみにこの時操縦したのは現在不動となってしまっている登録番号N5252Rの機材で、ミクロネシア航空ではこれを復活させるための企画をやっているようです。下記サイト参照。
2013/09/15
アメリカン航空 B767-300
銀色に輝く機体が特徴のアメリカン航空。あの塗装は独特で中型機でも迫力を感じる。1/500モデルでは意外にもモデル化に恵まれない気がする。特にNG(New Generation Gear)製品では限られている。それだけにコレクションの初期段階で見つけてすぐに購入した。新塗装化が進みまもなく姿を消すデザインだから、模型で残しておきたい。
2013/09/12
セスナ操縦 その3
いよいよ説明を受ける時が来た。フライトシミュレータは経験ないけど大丈夫かなぁ…。不安と期待でまずはチェックシートに目を通してサインしなければならない。万一の場合もあるわけだからそういう断り書きが英語で書かれていた。コーヒーが出てきた。いよいよ操縦に関するレクチャービデオを小一時間見ることに。部屋には僕一人だ。ビデオが始まった、内容は分かったようで専門用語が多いので、ほとんど覚えていない。まぁ、なんとかなるかぁ、という軽い心持ちだ。なぜならいきなり訪れた客に操縦桿を握らせるわけだから、そんなに難しいはずがない。そう心に叩き込んだ。ビデオが終了すると、同乗すると思われる初老の日系人がなにやらゴソゴソと準備を始めている。大きなカバンやらヘッドセットなどを机に並べ始めた。さすがにこちらも気が引き締まってきた。
セスナ操縦 その2
グアム到着初日は寝不足もあって(普段でも寝不足なのに)ゆっくりすると決めていた。起きてホテル内をウロウロすると、他の社員はほとんどビーチに出ているのか妙に静かだ。実に落ち着いた雰囲気だ。そしていよいよセスナ操縦の予約をとるためホテルのフロントへ。ひっそりとした昼間なので日本語の通じるスタッフはいない。セスナ機を操縦させてくれるところを紹介して欲しいと説明してもなかなか通じない。そこでガイドブックの記事を見せると、クレジットカードの決済が出来るハンディマシンを携帯した日本人が現れた。その場で決済と予約が出来た。そして数十分後、航空会社の担当者が車で迎えに来た。恐る恐る乗り込むとなんと日系人だった。「フライトシミュレータのご経験は?」「いえ」「いやぁ、経験されてる方が多いので」。和やかな会話のドライブで程なく空港が見えてきた。アガニャ国際空港だ。小さな滑走路がある施設だと思い込んでいたので、ちょっと緊張が走った。向かうはターミナルビルではなく、格納庫へ直行!
2013/09/11
東アフリカ航空 VC-10
変り種としてとっておきの一品!ケニア航空の全身、東アフリカ航空のVC-10。イギリスのビッカーズ社が、かつての植民地が多い東アフリカ地域への航路向けに開発した機体だ。高地に空港が多く、気温の高い条件下に適した構造らしい。初期ジェット機の名機だ。
2013/09/10
セスナ操縦 その1
このブログはしばらくはリアルタイムネタというよりは、山ほどある過去ネタを小出しに作り上げていくことになりそうだ。ということで、セスナ操縦の体験の話を!
2006年、当時の務めていた会社で、テレビCMでもおなじみのある商品のシェア達成を記念してグアムへ行けることに。とはいっても終業後の足で関空へ向かうわけだから、ワイワイはしゃぐ気力もなくゆっくり休養するつもりで夜のANAへ乗り込んだ。入国審査が厳格なおかげで現地のホテルに着いたのは深夜遅くだった。3月中頃だったので異様に生ぬるい空気だったのを覚えている。翌朝、単独行動と決めていたので遅くに起床!バルコニーに出て初めてグアムにいることを実感した。…つづく
2006年、当時の務めていた会社で、テレビCMでもおなじみのある商品のシェア達成を記念してグアムへ行けることに。とはいっても終業後の足で関空へ向かうわけだから、ワイワイはしゃぐ気力もなくゆっくり休養するつもりで夜のANAへ乗り込んだ。入国審査が厳格なおかげで現地のホテルに着いたのは深夜遅くだった。3月中頃だったので異様に生ぬるい空気だったのを覚えている。翌朝、単独行動と決めていたので遅くに起床!バルコニーに出て初めてグアムにいることを実感した。…つづく
ルフトハンザ ドイツ航空 B747-400
最初に買ったジャンボ機がこれ!ルフトハンザといえば成田へはA380を、関空にはB747と、両刀で乗り入れる強者キャリアだ。また次世代ジャンボB747-8Iも採用する希少なキャリアである。いつまでもあの優しい風貌の747を飛ばし続けて欲しい!そんな想いを込めた一品。ちなみに尾翼マークは鶴の羽だそうだ。
2013/09/09
カンタス オーストラリア航空 A330-300
一番最初に買ったのがヘルパのカンタス。理由はただなんとなく小さい頃からいいイメージを持っていた航空会社だったから。A330シリーズは世界中の多くの航空会社が持ち、B777-200やB767-300などと同サイズだ。機体としてはこれといった特徴がなく、最もスタンダードな型だ。ある意味記念すべき一機目にふさわしいかも。
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