いよいよ説明を受ける時が来た。フライトシミュレータは経験ないけど大丈夫かなぁ…。不安と期待でまずはチェックシートに目を通してサインしなければならない。万一の場合もあるわけだからそういう断り書きが英語で書かれていた。コーヒーが出てきた。いよいよ操縦に関するレクチャービデオを小一時間見ることに。部屋には僕一人だ。ビデオが始まった、内容は分かったようで専門用語が多いので、ほとんど覚えていない。まぁ、なんとかなるかぁ、という軽い心持ちだ。なぜならいきなり訪れた客に操縦桿を握らせるわけだから、そんなに難しいはずがない。そう心に叩き込んだ。ビデオが終了すると、同乗すると思われる初老の日系人がなにやらゴソゴソと準備を始めている。大きなカバンやらヘッドセットなどを机に並べ始めた。さすがにこちらも気が引き締まってきた。
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