昨年末ANAが世界で始めてB787-9の有償フライトトを開始したことで話題となった。しかしこの機を世界で最初に受領したのはニュージーランド航空なのだ。ニュージーランド航空と言えば長らくグリーンを基調としたデザインだったが、最近になってコーポレートロゴの変更と同時に、機体デザインも変更させてきた。黒と白を基調としたモノクロームなデザインだ。
今回入手したモデルはヘルパの最新モデルB787-9だ。このモデルは機体全部が真っ黒の「オールブラックス」塗装だ。ニュージーランドと言えば原住民のマオリ族。そのマオリ族が中心となって結成されているニュージーランド代表ラグビーチーム「マオリ・オールブラックス」をイメージしたものだ。なかなか渋いデザインと発想である。機体が黒と言えば、国内ではスターフライヤー、国外ではロイヤル・ヨルダン航空くらいだろうか。後者は厳密には黒ではないが・・・。いずれにせよ稀な塗装パターンである。毎年のようにどこかのエアラインが塗装変更をするが、今回はいい形で塗装変更が成された例だろう。もちろん以前の塗装も良かったが。
空港に降り立てば注目度大のこのエアライン。モデルとしてもなかなかいい漆黒の質感が心地よい。それにしても787-8より少し長い787-9はもはや777-200と引けをとらないサイズだ。
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