続いてもうひとつのツポレフの名機であるTU-154シリーズ。デビューは1968年だが、モデルの154Mは1982年に初飛行したエンジンなどを改良した新しいタイプだ。サイズはB727-200と近い。また同じ3発機ということから見た目にも似ている。ただエンジンカウルはやや大きく作りも少し無骨な印象だ。しかしこの無骨さがカッコ良くも感じる。B727が少し優しい表情をしている女性的なイメージに対しこちらは男性的だ。現在もロシアやNIS諸国を中心に現役機は多く、今でもまれに日本へ就航することもある。インターフルークはかつての東ドイツのフラッグ・キャリアだ。同機は2機所有していたが東西ドイツ統一後に同社は解体されたため比較的短命に終った。東のルフトハンザとも言われる通り格式高いデザインだ。
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