誰もが一度は聞いたことのある「エアフォースワン」。一般に「大統領専用機=エアフォースワン」と認識されているようだが、正確には大統領が乗る飛行機は全部「エアフォースワン」のコールサインで運行される。仮に民間機に大統領が乗って移動した場合、これがその時は「エアフォースワン」となる。ちなみに副大統領が乗る飛行機は「エアフォースツー」。一応専用機があるわけで、それがVC-25(写真右)と呼ばれる機だ。
そしてもひとつ 、ちょっと変わった形の飛行機がある。そう、国防長官が移動する時に必ず乗ってくるのがE-4B(写真左)だ。通称「ナイトウォッチャー」と呼ばれている。この機の本来の目的は非常時(核攻撃などの)に上空から軍を指揮するためにある。そのため「地球最後の飛行機」とも呼ばれているらしい。
これら2機種とも今は懐かしいクラシックジャンボB747-200がベースとなっている。民間の航空機にように酷使しないのでずいぶん長持ちするようだ。それでも近く大統領機であるVC-25は退役が予定されている。今度はB747-8iがベースとなるようだ。日本人でも首相になれば乗るチャンスがある(かもしれない)!
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