A320ファミリーの中で2番目に短胴のA319。少し脚長にしたB737を思わせるずんぐりとしたスタイルが特徴だ。モデルであるブリティッシュ・エアウェイズのような大手でもリージョナル路線を中心に採用例が多い。エアバス社にとってこのA320ファミリーは最も受注の多い稼ぎ柱でB737シリーズを凌ぐ勢いだ。小型機でもサイドスティックと液晶パネルの並ぶハイテクコックピットが特徴で、基本的な操作性は超大型機A380に至るまで統一されているそうだ。日本では大型機のイメージが強いブリティッシュ・エアウェイズのA319を見ると不思議な感じだ。欧州ではバスのような感覚で航空機を利用する文化が浸透しているので、フラッグ・キャリアのような航空会社でもこのような小型機の需要は大きいのだろう。
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