2019/12/27

ANA~ひさびさの1/500一般モデル"A380 FLYING HONU"

長らく1/500モデルが途絶えていたANA待望のオフィシャルモデルがリリースされた。今年何かと話題となった成田-ホノルル線専用のA380だ。過去リリースのアーカイブによると全日空機モデルとしては2016年を最後にリリースが途絶えていた(2017年の政府専用機およびスターウォーズジェットの機内専用モデルはあり)。
ANA A380 FLYING HONU 1

ANA A380 FLYING HONU 2
 1/500モデルのリリースが途絶えていた理由は公式ブログでも述べられているが、製造国中国の人件費高騰により価格が高くなりすぎ、もはや気軽に購入できるのもでなくなったとのことである。今回リリースされたモデルが重さわずか34.5gの樹脂製でありながら定価6600円(税込)はなかなか強気の値段である。ブランドも大切だが1/400のダイキャスト製を雑誌付録でシリーズ化したJALとは対照的に思える。
さてモデルについてだが、公式ブログには樹脂製にすることによるデメリットもしっかり記載されている。全体のディティールとしては一般的なヘルパ商品と特段変わりはないように見える。車輪が多い機種なのでこのような軽量モデルになるとやや座りが悪い。個体差はあるだろうが、私が入手した個体は前輪が浮きがちだ。手にした時のずっしり感はないが、ダイキャスト製の他のA380と並べても見た目の遜色は感じない。あとプラ製だけに何年か先の経年劣化は気がかりだ。いずれにせよ今後の1/500シリーズ復活に期待したい。