久しぶりのブログ更新になってしまいました。
世界中のエアラインがここ数年の間に急速に機材を交換している。世界的ヒットとなったB787シリーズに続きA350など次世代ジェット機が普及しつつある中、特に目を惹くのが4発機からこれら双発機への交換だ。今回は長距離4発機の代表とも言えるA340からB787へ鞍替えしたエアラインを紹介しよう!
エア タヒチ ヌイ/Air tahiti Nui
南太平洋にあるフランス領タヒチのフラッグキャリア。本国フランスはもちろん就航先のどの都市へも長距離フライトとなるため、これまでA340-300のみの運用だった。機材更新の際には同じエアバスのA350かA330neoを選択するだろうと思っていたが、予想外にB787をチョイス。美しいタヒチアンブルーはそのままに更にブラッシュアップしたセンスあるデザインとなったB787はこれからのタヒチの顔となるだろう。
アゼルバイジャン航空/Azerbaijan Airlines
黒海沿岸の産油国アゼルバイジャン。近年の成長は著しく第2のドバイとも言われる豊かな国のフラッグキャリアである。これまでの主力機は珍しいA340-500。この型の採用例は世界的にも非常にレアだ。濃いブルーを基調とした印象的なデザインはそのままに機材はB787へアップデート。曲線ラインは787のなめらかな機体形状によりフィットしているように見える。
ロイヤル・ヨルダン航空/Royal Jordanian Airlines
ヨルダン川東岸に位置するヨルダンのフラッグキャリア。王国ならではのクラウンがマークされた尾翼が印象的だ。A340-200という最も短胴タイプを主力機(かつてはB747も運行)としていたが、既に全機B787に置き換えられている。